見出し画像

稼ぐことも大事、増やすことも大事

こんにちは、RtoRの井川です。
 
先日私が新人時代から慕っている先輩に大変ためになる話を聞かせていただきました。
 
それは、「井川君、お金を稼ぐのも大事やけど、お金を増やすことも等しく大事やで」ということでした。
 
その方曰く、「年収1000万円以上稼いでいる人は日本で約5%いる、でも、そのお金を使い切ってあまり貯められていない人、貯めてもそのまま貯金して増やせていない人は意外と多いんや」「これからの時代はこの増やす能力をいかに養うかがめちゃくちゃ大事や」と仰っていました。
 
確かに今までは、「キャリア=稼ぐこと」に目が行きがちでしたが、これからは、「稼いだお金をどう増やすか」についても強くならないと生き残れないかもしれません。

「年収が上がった!で満足してはいけない」

私の場合、会社で務めている間、自分の年収にこだわってきたつもりですし、上がればそれなりに嬉しかったですが、「自分がいくら稼げているのか」ということの確認で満足して、稼いだお金については散在してしまったり、ただ単に貯金していたりと、稼いだ後のことについては無頓着な20年間でした。
 
実際に年収1000万円程度稼ぐ人でも、その大部分が生活費や教育費などでなくなり、「少し年収も上がったし、外食頻度を増やしたり、旅行に出かけたり、最新のスマホに買い替えたり」すると、みるみるお金は減っていき、結局当面のお金も必要だしと、超低金利の銀行に貯金して終わっているという方は多いのではないでしょうか?

「まずは稼ぐ、次に貯める、最後に増やす」

働いて稼いだ給料を、使って、貯めているだけでは、まとまった支出があると、結局はまた働いて稼いで貯めるの繰り返しです。
 
最近はテレビなどでも、「平均年収が下がっている」「年金支給額が減額されるのでは?」「税金がまた高くなる」「光熱費も食費も値上がりラッシュ」などなど、お金にまつわるいい話はほとんどありません。
 
そのような時代でも、低年収に甘んじて、何の変革もせず、何の努力もせず、ただネットサーフィンをしているだけの人がなんと多いことかと思います。
 
一方で、お金に敏感な人たちは、例えば来年から始まる積立NISAなどへの興味関心は高く、年間120万円、最大で1800万円までの投資枠が非課税となる制度を使って、貯めたお金をしっかり増やす行動に移していくことでしょう。
 
このような知識と行動の差が、益々日本の貧富の差を広げていき、お金持ちは更にお金持ちへ、貧乏人は一生貧乏人という流れが出来上がるので困ったものです。

「これからでも遅くはない、増やす力のブラッシュアップ」

そういう私もこれまで20数年間はほとんど「稼ぐ」ことにしか注意を払っていませんでした。2年前に起業し、家族を守ることも会社を守ることも自分次第となった今、「お金を貯めるだけじゃだめだなぁ~」と思っていた矢先に、先日の先輩からの一言は決定打となりました。
 
これからのキャリアプランにおいて、稼ぐ力を身に着けることはもちろん大事ですが、稼いだお金を増やす力もワンセットで考えないと人生100年時代を生き抜くことは難しいと思います。
 
まずは、NISAでもIDeCoでも、ビットコインでも株でも何でもいいので、自分のお金を投資してみてはいかがでしょうか?
 
今はスマホがあれば大抵何でも投資できます。無理のない範囲で投資して、失敗もして勉強して、そして最終的には死ぬまで多少なりとも安心できるだけの経済力をつけることで、また新たな人生が開けてくるのではないかと思う今日この頃です。
 
★人材コンサルタント専門エージェントへの相談はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?