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ブレイクスルーを信じよう!

こんにちは、RtoRの井川です。
 
弊社では、人材紹介コンサルタント経験者の方々を中心に、様々な人材紹介会社への転職支援を行っています。
 
そんな中で、大手人材紹介会社出身の方や、RA/CAのどちらかだけを経験されている方々を、両面の人材紹介コンサルタントとしてご紹介させて頂くことがよくあります。
 
そのような方々の多くは、最初の3ヶ月~半年間程度は今までのやり方との違いに戸惑い、苦戦し、中には自分にはできないのではないかと諦めようとする方もいます。

「両面の人材紹介は何が難しいのか?」

そのような方々から、入社後お電話やオンラインでご相談いただくこともあり、様々な理由で苦戦していることがあります。
 
主には、クライアントサイドにおける課題か、キャンディデートサイドかどちらかに課題を抱えている方が多いように思います。
 
①    クライアントサイドの理解が深まらない
今まで大量の求人を保有し、1社1社の理解が深くなくても実績を出せていたような方や、CAの経験しかなくクライアントにどこまで要望して良いかわからないなど、背景は様々ありますが、転職した会社が得意としている領域に対する理解が深まらない中で、良い求人に巡り合わずに苦戦するパターンです。
 
②    スカウトしてもうまく求職者がグリップできない
これまで会社の看板で集客しており、黙っていても求職者が来てくれるエージェントにいた人にとっては、スカウトサイトから決めていくのはとても難易度が高く見えるのではないでしょか?
 
何件スカウトを打っても返事もない、返事があっても面談が組めない、面談が組めても「塩対応」、やっと応募をもらったと思ったら書類NGと、泣きなくなることばかりです。

「どうすれば暗いトンネルを抜けるのか?」

私が相談を受けた際にお伝えすることは、「基本に忠実にやっていきましょう」ということです。
 
私が考える基本とは、「いい求人を依頼してもらうこと」です。いい求人とはエージェントによって定義は様々ですが、基本的には需給バランスの観点で「応募したい人が多い求人」であり、「独占、若しくは寡占の状態の求人」や「採用意欲が高い求人」もいい求人と言えるでしょう。
 
反対に、求人が多すぎて応募者が少ないゾーンを対象にした求人や、どこにでもある求人、採用意欲が低い(若しくは測れていない)求人を決めようとしても沼にハマるだけです。
 
今は簡単に求人が取れる時代ですから、あまり精査せずに人材紹介をスタートさせると、「絶対に成就しない沼」にハマります。
 
また、もう一つは、求職者面談でも、書類選考結果も面接結果も、全てダメならダメな理由があります。その結果に一喜一憂せず、なぜうまくいかなかったのか?を振り返り、次の面談、次の推薦、次の面接に少しでもいいので生かしていけば、徐々にプロセスは改善され、いずれ必ず良い結果に結びつきます。
 
そして最後に、転職した先で扱っている業界や職種などについて詳しくなることです。一朝一夕にはいきませんが、両面のコンサルタントで特定の領域における専門性は必須です。

「煮詰まってきたらまずは相談しよう」

しかし、人によっては、数多のスカウトを打ち、面談しても応募を取れず、書類選考や面接が見送りになると、最初は頑張るつもりでも徐々に心が折れていきます。
 
私も20年以上人材紹介をしていますが、1ヶ月決定が出ないだけで凹みますし、2ヶ月も決定がでないと不安で不安で仕方なくなります。20年以上やっていてもそうなるくらいですから、両面を初めてやってみた方や、転職して新しいやり方にうまく順応できないともっと辛いと思います。
 
そのような場合は、上司や社長に腹を割って相談してみてください。皆さんが思っている以上に親身に相談に乗っていただけると思います。
 
場合によっては、目標を下げたり、働き方を考慮していただけたりすることもあります。
 
人材紹介会社各社は本当に苦労して皆さんを採用されているので、何も手を打たずに辞めてしまうのはあまりに勿体ないと考えています。

「ブレイクスルーの先にあるもの」

人材紹介の仕事をしていると、ずっと同じような求人を獲得し続け、スカウトを打ち続け、多くのお見送りの山を築いていかないといけないのではないかと感じてしまします。
 
確かに、求人を取り続けることや求職者を獲得し続けることは必要ですが、やり続けていくと大幅に各工程における確率は向上していきます。
 
最初はスカウトの返信率が1%とか2%でも要領を得てくれば10%、20%と信じられないくらいに向上します。書対通過率も30%とか40%の人でも、担当するクライアントへの理解が深まれば70%、80%と駆け出しの頃では考えられないくらい改善します。
 
そのようなことができるようになってくると、クライアントに対しても求職者に対しても、自信をもって様々な提案をすることができるようになり、その結果として良いご縁に繋がるととても介在価値を感じ、更にやり甲斐や自身に繋がっていくと思います。
 
良い経験が良い仕事を呼びこみ、更に良い結果に繋がっていく、それが人材紹介ビジネスだと思います。
 
ブレイクスルーを信じて、今日も壁を乗り越えていきましょう!
 
★人材コンサルタント専門エージェントへの相談はこちら


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