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日本の歩き方#39〜燕市、長岡市、出雲崎町、柏崎市編

39日目

5:00起床。道の駅国上は素晴らしい道の駅だった。

トイレを始め、綺麗な設備

そして温泉が併設されていて

足湯まである。

今までの道の駅の中でもトップレベルのクオリティだった。

これを求めて車中泊してる旅人やライダー、自転車旅の人が多く集まっていた。

去るには名残惜しいが、次へと進む。

今日のルートはこんな感じだ

ちょうどいい距離を進んだところに道の駅がないため、今日は公園で泊まらせていただこうと思う。

数日だけ参加のトミタ君はもう慣れた様子だ。軽快な足取りで進む。

県道2号を通り、海を目指す。

しばらく歩いていると、『道の駅』の文字。

寄るしか。ヨルシカ。

国内旅行を車、バイク、自転車でやる人たちに声を大にしていいたいことがある。

【道の駅は、エエぞ。】

何がエエかって、
①ご当地の特産品、グルメに安く出会える。
②旅人が集合するから仲間が増える。
③その地域の歴史をボヤっと知れる

名産の宝庫、道の駅

なんて一般的なエエところはあるんだけど、本質的にはそこじゃない。

【道の駅を通過した数だけ、道の駅を深く愛してしまう。】

これこそが道の駅のエエところであり、ついつい寄ってしまうドツボにハマってしまう元凶なのだ。

以前出会った旅人の中に、こう言い放った人がいる。『日本一周?そんなのついでだよついで。俺は全国の道の駅を制覇することしか頭にない』

道の駅は人を狂わせる。

道の駅なんて二度と行くか、ボケぇ!と思っても『なんでルート大きく外れて道の駅にきてしまったんだろう...』と後悔の念が2mmくらいはありながらも、やめることはできないのだ。

まさしくこんな感じ


道の駅に多く寄ってわかる魅力がある。ぜひとも体感していただきたいと思います。

というわけで、今日最初に寄った道の駅は、『道の駅 良寛の里わしま』だ。

築180年の古民家を移築して作った食事処は、趣深く旅人の心を癒してくれる。↓

ここの道の駅の特産は、ガンジーソフトクリームだ。とにかく濃厚らしい。

長岡市和島地域でのみ飼育されてるガンジー牛の牛乳はとにかく美味い。ソフトクリームマニアがわざわざここまで来るほどらしい。(高かったから食べなかったけど)(だいたいソフトクリームマニアってどこに存在するんだよ)

高価なものは食べられない旅人にはこちらをオススメしたい。

『けんさ焼きおむすび』だ。生姜味噌を両面に塗りたくって焼いたおむすび。

旅人目線で言えば、
広い芝生

24時間オープンのトイレ。軒下多数と、野宿させていただくには絶好のポイントではないだろうか。

このように、道の駅には、『この道の駅ならでは』の宝庫だ。道の駅に近づいた際は、血眼になって道の駅を探りいれてほしい。

次に寄った道の駅は、『道の駅越後出雲崎天領の郷』だ。

この道の駅を紹介する前に、出雲崎について少し紹介したい。

出雲崎は、江戸後期の僧侶であり歌人である良寛の生誕の地であり、芭蕉詠嘆地でもある。

産業としては、近代石油産業発祥の地でもあり、石油王がいたことから、ツカモトは日本のアラブと呼んでいる。

また、にいがた景勝100選1位の海あり山ありの絶景が観れる素敵な場所だ。

街並みは、このように長屋建築の街並みが風流な雰囲気を醸成している。

ちなみに紙風船の生産量が一位らしい。

道の駅越後出雲崎天領の里としては、小規模な売店だが、海が見える素敵な景色が特徴だ。軒下も多く、キャンピングカーが見えたことから、車中泊にも野宿にも適してると思われる。

グルメとしては、この道の駅ではWぽんだらバーガーなるものが美味しいらしい(500円も出せんのじゃ...)。

ぽんだらとは、小さいタラのことらしく、タラのハンバーガーは珍しいので、ご賞味された方は視聴者からのお手紙コーナーに一筆書いて感想を教えてほしい。

コシヒカリ越後ビール。これは飲んで欲しい。
甘さが特徴の地ビールです。トミタ大絶賛

道の駅の魅力をたっぷりお伝えしたところで、歩き旅の方へと戻る。

やはり海景色を眺めながらの散歩は格別です。


天国への階段。

石油王の住んでいた長屋


どうやらもう営業していない寂れた宿泊施設。

この地域にはコンビニがない。夕飯を買いそびれた我々は、やっとの思いでわさび屋さんにたどり着いた。

晩飯。わさびの茎が入ったコロッケと揚げまんじゅう。

わさび屋さんが作った揚げまんじゅうは、あんこが餅のように伸び、甘さが特徴的な絶品グルメでした。

夕方5時のチャイムが、今日は何だか胸に響いた頃、今日の目的地へゴール。オーシャンビューが魅力の公園。ゴールした僕らを祝福してくれている。

明日の旅はどんな風になるだろうか。

新潟県燕市→柏崎市

歩行距離 32km

総歩行距離 1222km

#日本縦断 #旅 #日本一周 #バックパッカー #国内旅行 #日本旅行 #観光 #グルメ #カメラ

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