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作詞教室

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#コラム

実際、作詞をするのにどのくらいの時間がかかるのか

作詞された内容というのは
文字にするとせいぜい100文字とか200文字程度のもの、

この記事よりも短いものになるだろう。

このような歌詞を一曲を書くのにどのくらいの時間がかかるだろうか。

先日、急な作詞の依頼があって、
その後レコーディングのとき、その楽曲を歌っている方から忙しい中急ぎでつくってくれてありがとうと話と同時に、

「実際どのくらいの時間でつくっているのか?」

という質問をうけ

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作詞について考えること、言葉について考えること

#ロゴススタジオ

というのは基本的にみんなで作詞について、考えるための場として始めている。

作詞というのは、もちろん音楽があってはじめてそれが「作詞」であるといえるようになるものだ(僕がいうところの作詞は、いわゆる「詩」をつくることではなく、音楽作品の中での詩をつくることだと思ってほしい)

が、しかし一方で、作詞というときに行われるのはもっぱら「言葉」について、考えることだ。

さて言葉、あ

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「論破」したって意味がない

いつ頃からか「論破」という言葉がよくきかれるようになった。
基本的には

「相手の説を、議論によって打ち負かすこと、言い負かす事」

という意味で、「話が得意な人」という風に自負している人はこの論破が得意なようだ。例えば、新興宗教の勧誘を、「論破」して追い返した、ということを自慢していた知人をみたことがある。

ところが、論破などということは、実際にはしても意味がない。

意味がない、という言葉に

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