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HSPというものを知って。

HSP・・・Highly Sensitive Personの略

サイトや本によって説明文に多少の言い回しの違いはあるにせよ、大きくは「感覚が敏感」や「感受性が強い」という説明をされているものが多い。

SNSでもこの単語を見かけることも多く、存在は知っていたが、「なんとなく私は違うかな」と勝手ながらに思っていた。


先日、本屋さんで平積みされていた『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』を立ち読みしていた。この本は本屋でもよく見かけるし、オリラジあっちゃんのYou Tubeでも紹介されていたので、知っていた。

パラパラと見て、HSPかどうかを見るチェック項目のページを読みながら、心の中でチェックマークを付けていく。

「え?まぁまぁチェック付いたんだけど」と思いながら気になる所をかいつまんで、Kindle行き決定。


どうやら、私はHSPなのかもしれない。

振り返ると、自分が思っていること、感じていることに周りの人があまり共感していなかったり、「そんなに気になる?」というリアクションをされることはあった。

その度に私は、「なんでみんな、気にならないのかな」「なんで気づかないんだろう」「みんな、ハート強いんだな」と思っていた。

例えば、こんなことだ。

・ドアをバンッと強く閉める人、ペンや携帯等あらゆる物をガチャガチャ音を立てて置く人。なんなら軽く投げてない?位の勢い。

・毎回似たようなところで誤字脱字をしてる人、しかもそれに気づかず提出している。

・大人数の飲み会。誰と話していいか分からないし、トイレから戻ったら自分の居場所が無いような気がするし、なんならトイレ行くフリして帰りたい。


どうやら、こうゆうことも感覚が敏感だらか故、気になったり、気づいたり、感じたりすることのようだ。



今、配属されている部署がなかなか、私の感覚をチクチク刺してくることが多くて困っている。

電話はかなりの頻度で鳴るし、隣の席の人は物を置く時に音を立てるタイプだし、反対側の隣の人は、独り言が多く「私大変です」みたいなアピールがすごいし、部長からは何故か半分怒鳴り気味で呼ばれるし、業務内容も自分がイイ!と思っていることとは割と逆のタイプのことで、居心地は決して良いとは言えない。(止まらない・・・笑)

正直、イヤホンして音楽聞きながら仕事するか、個室でひっそりと仕事したいって思っちゃう。



HSPは病気ではなく、性質

まずは「私はこんなことが気になったり、居心地が悪いと感じるんだな」「こんな雰囲気のものはすごく落ち着くな」というのを大切にしていくようにしたいし、そう思ったり感じたりすることを「人と違う」や「努力が足りない」等と責めることの無いようにしてあげたい。

そして自分が気になったことや、「やってみたい」と気持ちが動くものに正直になろう。週末は自分の為に使える自由な時間がたっぷりあるから、少しずつでも行動に移せば、自分のことをもっと好きになれるかもしれない。

それが、きっと自分を育むということに繋がるんだと思う。



自分の居心地の良さは自分で手に入れ、実らせていこう。








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