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【アーティファクト編⑰】メモリカードゲームの効果と学習理論との関係ーGoogleサイトで作るグループウェア(169)ー

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①メモリーカードゲームって何に効果があるの?

 みなさんこんにちは。
 アーティファクト使ってますか?

 引き続き、いろいろなユースケースを探っていますが、今回は、以前作成したメモリーカードゲームが脳のどこに効果があるのかを、学説・ゲーム内容・影響する脳の部位についてアーティファクトで分析してみました。
 なぜなら、単にゲームで遊ばせているようにしか見えない方たちも多くいそうなので、学習理論の学説との関係や影響を受ける脳の部位との関係を明確にしたかったためです。

②完成したメモリーカードゲーム

 これは以前投稿した留学生向けのITリテラシー学習用のメモリーカードゲーム(日本名は神経衰弱ゲーム)の完成品です。
 ディスレクシアの人向けにも対応しており、背景を5色、フォントの色を2色選択できます。(ディスレクシアについては上記の【アーティファクト編⑬】をみてください)

メモリーカードゲーム完成

③このゲームをやることは何が良いの?

 クロードと私が対話をしながら、ゲームとワーキングメモリ、短期記憶、長期記憶との関係学習理論、ゲーム要素、脳の部位についての関係をマーメイドで作成しました。

 まずは、メモリーカードゲームと、ワーキングメモリ、短期記憶、長期記憶との関係について表現してもらいました。

メモリーカードゲームと、ワーキングメモリ、短期記憶、長期記憶との関係

 その結果、私が作ったメモリーカードゲームは、ワーキングメモリ短期記憶への影響は大きいものの、長期記憶への影響は小さいことが分かりました。
 そのため、長期記憶への影響を大きくする手法なども提案されました。
(私は脳科学や認知心理学の専門家ではありませんので、あくまでも医学的、心理学的、健康科学的知識の下に理解しています) 

 さらに、深堀りして、学習理論・ゲーム要素・脳の部位についてまとめてもらいました。 (通常ここまでの分析はなかなか難しいですが、優秀なクロードのサポートで完成できました)

学習理論・ゲーム要素・脳の部位

 これにより、ゲームの構成要素の背景が、どの学習理論に依拠しており、脳のどの部位へ影響を及ぼすのかが明確にわかりました。

ゲームと人間の脳

 また、スコアを出す意味時間を出す意味について初期ではスコアに重点を当て、慣れてきたら時間の指標に視点を切り替えるなど、対話の中で多くの学びがありました。

 当然、デメリットについても対話の中で出てきました
 集中しすぎないように適宜休ませること、話題の異なるリラックスデーを設けるなど、授業の運営方法も明確になりました。(すでに影響に気がついて、独自でやっていたのですが、お墨付きをもらえた感じです)

④おわりに

 いかがでしたでしょうか?
 クロードとの対話の中で、メモリーカードゲームが、単なる学習ゲームではなく、脳に大きな影響を与えるものだということが分かりました。
 日本の教育界では、ともすればゲーム的なものを否定する傾向が見られますが、このように、学習ゲームのメリットもデメリットも勘案し利用しながら、授業を運営していくことが重要だと思います。

対話と気付き


 



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