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ビジネスマンにおススメの漫画20選

面白そうだなと思った漫画は迷わずまとめ買いし、年間で100作品くらい読んでいる中で、質の高い投資、歴史、政治、教養関連の漫画20作品を纏めました。

投資・金融

1. 100億の男

巨大な資産を持つ男性の周りで展開する物語で、富の力とそれが人々に及ぼす影響を探ります。現実世界の金融の動きと結びついた、スリリングでリアルなドラマが特徴。

2. DAWN(ドーン)

未来的なテクノロジーと金融が交差する世界を舞台にストーリーが展開。科学技術の進展とその社会的な影響をテーマに、刺激的なストーリーが繰り広げられる。

3. ナニワ金融道

大阪の金融界を舞台にしたこの漫画は、金融業界の裏側と複雑な人間関係を描き出しています。現実的でありながらもユーモアを交えた物語が魅力。私の尊敬するビジネスマンの人の大半は読んでいる印象。

4. 正直不動産

ドラマ化もされ知名度が上がったが、不動産業界を描いたこの作品は、ビジネスの世界での正義と道徳がテーマであり、リアルな不動産取引の描写と共に、人間ドラマが織り交ぜられる。著者はクロサギなどで有名な夏野武で、不動産投資を行ったことがない初心者は読んで損はないとないと思う。

5. インベスターZ

投資の世界を舞台にしており、金融知識と人間の欲望を鋭く描写。三田紀房(ドラゴン桜なども執筆)の作品のため、投資戦略や経済理論が物語に組み込まれており、学びの要素も大きい。

6. トリリオンゲーム

こちらもドラマ化され知名度が大きく上がったが、莫大な資金を使ったゲームを通して、経済と人間心理を探るストーリー。金銭と心理戦が融合した、緊張感あふれる展開が魅力。

歴史

7. チェーザレ

ルネサンス期のイタリアを舞台にしており、歴史上の人物であるチェーザレ・ボルジアの生涯を描写。政治的な陰謀、権力の闘争、そして華麗なる文化の中で繰り広げられる彼の生涯が歴史的な舞台設定と組み合わされる点が魅力。

8. アヘンスクワッド

個人的には最近読んだ漫画で一番ハマった作品。第二次世界大戦前の満州国を舞台に、母親の命を救うために阿片の密造に手を染めた主人公を軸に、「満鉄」や「満映」など実在の組織が出てくるアングラな歴史もので、原作者の門馬司の圧倒的な知識も良くオススメ。

9. 蒼天航路

「三国志」の悪役とされる曹操を主人公とし、中国の後漢朝末期から三国鼎立時代にいたるまでの興亡を描く歴史作品。それまでにない新しい視点で三国志を描くことで、従来の三国志ファンのみならず新たなファン層を開拓。平成の三国志ブームを牽引し、三国志が様々なメディアでジャンルとして定着し、大胆な脚色がされた作品が多く誕生するきっかけとなった作品。本田圭佑も度々、本作品のファンであることを公言するなどスポーツ選手で読んでいる人も多い印象。

10. ヒストリエ

「寄生獣」で有名な岩明均による、古代ギリシャを舞台にした作品。貴族の生まれではないエウメネスが政治、戦争、哲学が絡み合う古代マケドニアでどのように成り上がっていくかを魅力的に描写。

11. 海賊と呼ばれた男

元々は百田尚樹(「永遠の0」などの著者)による小説が原作。第二次世界大戦後の日本を舞台に、実業家・国岡鐡造(出光の創業者である出光佐三がモデル)の生涯を描く。物語は、戦後の荒廃した日本から始まり、国岡は戦争で荒れ果てた国を立て直すために事業を興す。国岡は、資源に乏しい日本に必要不可欠な石油を確保するため、石油事業に乗り出すが、国内の大手石油会社や外国の石油カルテルとの競争に直面する中で、従来の方法に捉われず、独自の方法で石油を調達し、日本の石油不足を解消しようとする。この大胆かつ革新的な手法から「海賊」と呼ばれるように。

政治・権力

12. 総理の椅子

日本の政治の世界を舞台にした稀有な作品。主人公は、総理大臣になることを目指す政治家で、彼の野望、挫折、そして成長が描かれています。政治の裏側、権力闘争、そして個人の理想と現実の葛藤が織り交ぜられており、政治・権力闘争などに興味がある人に特におすすめ。個人的には、Netflixで大人気ドラマの「House of Cards」と重なる部分を感じる良い作品。

13. サンクチュアリ

上述のトリリオンゲームと全く同じ史村翔原作、池上遼一作画の作品。日本の社会を変革しようとする二人の男の物語で、一人はヤクザの世界で、もう一人は政治の世界で、それぞれが力をつけながら社会を動かそうとする。彼らの野望、友情、そして困難な道のりが描かれています。この漫画は、社会システムの変革に挑む人々の葛藤と成長を鮮明に描き出し、オイシックスの社長である高島宏平も著書の中で、学生時代にサンクチュアリに夢中になり学生時代の仲間で社会人として研鑽を積んだ上で起業するために再結集したと語っているバイブル。

14. BEGIN

サンクチュアリの続編とも呼べる政治×極道マンガ。現代日本が抱える問題に果敢に切り込んでいる作品です。「沖縄の米軍基地」、「中国と尖閣諸島」、「中国の民主化」、「日米安全保障」などの課題について、米国と中国、日本の関係をもう一度見直し、日本の未来を切り開いていこうとする、壮大な物語で、著者の意見に偏りはあるものの、ハッと気づきある点も多く、日本のビジネスマンなら一度は読んでおいてほしい作品。

教養

15. 神の雫

世界的に見れば、ワインはゴルフより必須のビジネスツールとして人気が高く、特にワインの本場であるフランス、そして韓国での本作品の人気は高く、2020年12月時点で全世界累計発行部数は1,100万部を突破している。本作で取り上げられたことが原因で、シャトー・ル・ピュイというボルドーワインの価格が高騰し、出荷元が出荷を停止する事態に発展するなど、国際ビジネスに関わる日本人なら是非とも知っておいて欲しいと思う作品。

16. ギャラリーフェイク

美術品の贋作を専門に扱うギャラリーを舞台にしたこの漫画は、主人公・藤田伝介が贋作品や盗難美術品の世界に関わる複雑な事件を解決していくストーリー。美術品の知識とミステリー要素が魅力的に組み合わされている。

17. 王様達のヴァイキング

サイバーセキュリティの関する作品。個人的にサイバーセキュリティに関連するエンタメは好きで海外ドラマで言えば「Mr.Robot」が好きでドハマりしたこともあります。主人公は高校中退で、人とうまく接することができず、不器用でコンビニの仕事も即クビになる社会不適合者の天才ハッカーの是枝一希。元々は消費者金融会社へのサイバー攻撃を繰り返す犯罪者だったが、もう一人の主人公でエンジェル投資家の坂井大輔に拾われたところから、そのずば抜けた能力を買われ、警視庁のコンピュータ犯罪捜査官に採用の後、「サイバーテロ対策特別研究チーム」に抜擢され、数々のサイバーテロに挑んでいく作品。

18. サバイバル

突如として世界中に発生した巨大地震を生き残った日本人少年・鈴木サトルが、文明の壊滅した世界で己が生存をかけて抗う姿を描く。大自然に放り出された人間が、人類原初の生活に戻り、そこから創意工夫と勇気をもって少しずつ元の文明を取り戻そうとしていく様が大きな魅力。

19. 美味しんぼ

食文化をテーマにしたこの漫画は、主人公・山岡士郎が「究極のメニュー」を探し求める物語。日本各地の料理や食材にまつわる知識と、食を通じた人間ドラマが織り交ぜられている。日本食に興味がある海外の一流ビジネスマンは多く、そういった観点からも教養として知っておくべき内容が多くカバーされている作品。

20. 王様の仕立て屋

高級オーダーメードスーツの仕立て屋を舞台にしたこの漫画は、主人公が様々な顧客の要望に応えながら、スーツ作りの芸術と職人技を披露します。ファッションと人間関係の深い結びつきを描く。

他にもMBA、戦略コンサルの学びを纏めたnoteを作成しているので、そちらも参考になれば幸いです。

今後もMBA、資本主義におけるキャリアの考え方などを発信していきますので、是非「いいね」、「サポート」をしてもらえると嬉しいです!

P.S. いくつかの作品は、Kindle Unlimitedで無料で読むことが出来るものもあるので、その場合はKindle Unlimitedを活用することがおススメです。


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