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『稲盛和夫一日一言』11/11 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 11月11日、今日の一言は『成功を持続する』です。

 経営が正しいかどうかは、成功を長期にわたって持続できるかどうかによって決まる。経営でも政治でも、学問の世界でも、成功したことが偉いのではない。成功を持続できるかどうかが問われる。成功に驕らず、謙虚に、自分を律する強い克己心を持ち続けられることが、人間としての本当の偉さなのだ。

 立派な経営を持続していくならば、立派な考え方を持続して持っていなければなりません。一時的な成功で繁栄するのは比較的簡単なことかもしれませんが、企業を経営し、長い間従業員を守りながら事業を続けていくことはたいへん難しいことだと思います。
 経営を持続してかなければならない苦しさ、今日うまくいったからといって明日もうまくいくという保証はどこにもない。だから、今日を頑張り、明日も頑張り、エンドレスに際限なく努力を続けなければならない。最初のころ、そのことを思うと気が遠くなるくらいの恐ろしさを感じたものです。
 繁栄し続けるためには、ずっと努力を続けなければなりません。その間に慢心してもならないし、傲慢になってもいけない。ですから、よほど克己心が強くなければ、成功を持続できるわけがないのです。
 つまり、経営者は守り続けていかなければならないし、変わってはならないのです。

1999年 盛和塾関西地区塾長例会講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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