キャリアの集大成として、リグリットパートナーズを選んだ理由とは

今回は弊社Principalの濱野さんにインタビューしました。
テクノロジー・ビジネス両面で多彩な経験を持つ濱野さんに、リグリットパートナーズで成し遂げたいこと、またその先の野望について熱く語っていただきました。
今までと違う視点でのリグリットパートナーズが垣間見える内容になっておりますので、是非ご覧ください。

記事のインタビュアー：リグリットパートナーズ採用チーム柴﨑

1.入社までの道のり

濱野 寿朗
米国の大学を卒業後、株式会社リクルートへ入社しWEBサイト導入とスクール雑誌編集長を経験。2005年より、約10年間マッキンゼー・アンド・カンパニージャパンにて、米国大手IT企業の国内進出コンサルティングに従事。その後外資系証券会社やサプリ通販企業のCDOや役員を歴任し、現在に至る。直近はデロイトトーマツコンサルティング合同会社のデジタル部門にてシニアマネージャー/スペシャルリードとして、AI（ML）/メタバース/NFT開発導入、BIGデータ分析も実施。2023年4月よりRegrit Partnersに参画。

決め手はスピード感と個を活かす環境

-リグリットに魅力を感じたところや印象的なことは
とにかくチャレンジができそう、と実感したことです。
選考中、山木との会話の中で「DXに関わる自分の考えや自分の開発したシステムをガンガンPRする人がいまの会社にはいないから、是非入社して力を発揮してほしい」とお誘いいただきました。
それを聞き、今までのキャリアが活かせる上にスキームが開花できそうな環境だなと感じました。

過去、toC向けAIソリューションの開発に関わっていた時、toB向けにも展開ができるのではないかと事業拡大に挑戦したことがありました。しかし時期尚早とのことで実現は叶わず、大手特有の腰の重さを実感しました。
デジタルの世界は移り変わるスピードが早いので、スピーディーな決断が必要です。リグリットは今までの懸念を払拭してくれる絶好な環境だと思いましたし、新規提案を積極的に行っていることもあり、自分の実現したいことに対してもクイックに提案ができそうだと期待ができました。

日本一のコンサルティングファームへ

-思い描くチャレンジとは？
入社したからには、リグリットを日本一のコンサルティング会社に導きたいと思っています。そのためには誰もやったことのないソリューションを実現させるとか、誰も持っていないソリューションを引っ張ってくることが何より大切だと考えます。

私は今までの社会人経験の中で、歓喜の瞬間をいくつか経験してきました。例えば、世界最大手の検索エンジンを国内に展開したとき。当時は誰も扱えない状況で、私はWeb広告会社に使ってもらうため一生懸命説明をしていました。当時はクライアントの広告認定代理店が15社ほどしかなかったのですが、今や2万社ほどに増加しています。国内大手検索エンジン会社一強だった当時、時代を覆す経験をしました。
また世界最大手通信キャリア企業のプロジェクトでは、スマホを普及するため、パソコン保持者のリードを使ってセット販売する施策を検討し、コールセンターやサポートセンターを立ち上げることなどもしています。今やガラケーからスマホに切り替わっていますよね。

こうした過去誰もしたことがないことを成功させた経験があるので、リグリットでも実現したいと強く思っています。
市場に出回っているものではなく、自分達で見つけた、周りよりも優れた、まだ開花していない原石をぶつけて、それをコンサル力で磨いて提案していく。それを持っているのが当社だけであればシェアが自然と広がっていくと思うのです。
私が入社したことで会社の成長・差別化ができるようになったり、よりバリューを生み出せるようなことを引退までに成し遂げたい気持ちでいます。

このような想いを面接の中でぶつけたところ、お会いした山木と千原は「大変だと思うが、やったらいいじゃん。是非一緒にやろう！」と言ってくれて、個の想いを汲んでくれる会社と感じました。
小さい大変さは事前に面接の中でお聞きしましたが、何よりこのメンバーとこの会社で挑戦したいと思えたことが大きかったです。

-迷いなどはなかったですか？
自分自身が迷うことはありませんでした。
ただ家族からは大手の方が良いのでは、と言われました。ですが私は後数年で引退ですし、せっかくなら残りの数年間は面白いこと・好きなことをやらせてほしいと説得しました。言い出したら聞かない性格でもありますしね（笑）

2.入社してから

世の中にないソリューションを生み出したい

-入社後の役割や業務内容は？

プリンシパルとして、営業がプレゼンし易い、他にはないものや他社と差別化できる独自のソリューションを考え商談に同席しています。
コンサルの他にも独自のソリューションがあるという見せ方は魅力的だと思うので、具体的にはDXアセスメント診断というツールや生成言語AIシステム、メタバース、海外の越境ビジネスの提案など、自分の知見や今までの実績をもとに営業のサポートをしています。

-今までの経験すべてが活きていますね。入社して感じる難しさ等はありますか？
ネット環境や社内規定、働く環境などがまだまだ整っていない部分はあるかと思います。IPOに向けて整備中ではあるのですが、この雑多な感じがベンチャーだと思っているので逆に楽しんでやっています。こういうときが面白いんですよ。大手では絶対に経験できないので。

今後のキャリア像

-濱野さんの今後の野望はありますか？

メタバース空間の中で仕事も余暇も過ごして行きたいということ、またそれを企業から個人のユーザーにまで広めていきたいです。
また”ドラえもんのようなもの”を世に普及していきたいと思っています。
“ドラえもんのようなもの”というのは、AIを通じてコミュニケーションを取る相手を作りたいということです。
最近アメリカの会社が、アバターのマッチングサービスを開発しました。まず自分のAI分身を作って自分の趣味や仕事などの情報を学習させる。その後自分が行動しなくとも、アバター同士がコミュニケーションを取って、マッチング相手を探すというサービスです。
私はその派生版のような感じで、アバター同士ではなくアバターと私が直で話せる、ドラえもんのようなものを作りたいと考えています。

話は戻りますが、メタバースの世界の面白さを伝えていく動きがしたいと思っています。
いまのVRゴーグルは装着が面倒な部分がありますが、グラス型で眼鏡のようなものであれば女性でも髪型やメイクを気にせず着けやすくなりますよね。
またメタバースの世界の中でお出かけができる事一つをとっても、脱酸素のような社会問題にもつながるかと思います。車や電車で排気ガスを放出することなく、自宅で電気代と通信代だけで脳を活性化したりリフレッシュすることができます。コンサルティング業務を行っている人にもお勧めですね。

こういうものが企業や一般の方々へ普及すれば、少子高齢化が進んでいく日本において、足腰が悪い老人の方も楽しめるツールになるのではないかと思います。寂しいときは家でAIと話し、旅行に行きたければメタバースに入る。そういう世界が作れると面白いのではないかと思います。

-とても興味深いです。その野望を前に、改めてリグリットでこれを経験したいということはありますか？
IPOの経験はぜひしたいですね。リクルートの時もIPO経験はあるのですが、組織が大きすぎてあまり実感がなかったので。
ここにおいても、コンサルのみを主軸とした会社が上場するのではなく、他社にはないものを武器として持っているコンサル＋デジタルソリューションの会社が上場する方が株価にも箔がつくのではないかと思っており、そういった株価上昇にも還元させるような動きがしたいですね。

3.こんな方に是非来てほしい

-どんな人がリグリットには合うと思いますか？
「何かを変えたい」とか「何かを戦略として提案したい」といった、自分の野心、野望、ゴールなどを持っている人にはすごく良いと思います。ただ、夢みたいに語るだけでなくロジカルさや他社でやっていた事例があることは大切です。
また、私のように大企業の固まり切った制度の中でやりたいことができない、といった人には非常に良い環境です。

若手の方にとっては、短期間に色んな経験ができる点、風通しの良い環境が魅力的だと思います。弊社はSlack文化があるのですが、分からない事はすぐに聞くことができます。
昨日もGoogleの広告運用やアナリティクスの仕組みを教えてほしいという連絡があり、色々と説明しました。組織が大きいと誰に聞けば良いのか分からなかったり、探しているうちにうやむやになってしまうことも、過去の経験では多かったと感じています。
私含め実践的なキャリアがあるメンバーとの距離が非常に近いので、学ぼうと思えばすぐ学べる環境には羨ましさも感じますね。

-本当に日々Slackが頻繁に飛び交っていますよね。
ここまで年齢・タイトル等関係なく気軽に聞ける環境は中々ないのでは、と思います。過去の経験では、年功序列を守って聞かなければならなかったり、人と人との関係性を気にして聞かなくてはならないこともあったのですが、リグリットにはそういった縛りがないため、欧米系な文化でとても良いと思います。

濱野さん、ありがとうございました。
「他にはないソリューションをつくり、世に広めていきたい」など、今までのご経験から提案したい何かを抱えてうずうずされている方、是非ご応募をお待ちしております！