未経験が切り拓く自分の可能性
今回は昨年コンサル未経験者として関西拠点に入社された大戸さんにインタビューを実施しました。人事職からスタートしてなぜコンサルに辿り着いたのか?常に挑戦し続ける理由は何か?などを熱く語っていただきました。
未経験でコンサルを考えている方、リグリットに興味を持ってくださった方はぜひご覧ください。
記事のインタビュアー:リグリットパートナーズ、インターン小島
1.これまでの経歴
大戸さんの経歴について教えてください。
大学卒業度、専門商社の人事を3年、セキュリティソフトウェア企業での人事を1年、人事給与システムベンダー企業で2年勤務した後、リグリットに入社しました。
リグリットパートナーズには、2022年11月にSenior Consultantとして参画し、現在ではAssociate Managerを務めています。
成長のためのキャリア模索
-これまでに3度も転職を経験されているんですね。どのようなキャリアを見据えて活動されているのでしょうか。
実は自分の中で今後のキャリアについて明確な答えは出していないんです。
キャリアプランが明確でないからこそ、常に焦りをもって行動しています。少しでも成長速度が落ちると、それに伴って自分の市場価値も落ちるため、次の選択肢がなくなっていくという思いが強いからです。そういった思いがあるからこそ、厳しい環境に身を置き続け、選択肢を広げなくてはいけないと思い、転職を繰り返してきました。
-選択肢を広げたいと考えたきっかけは何ですか。
1社目の専門商社での経験がきっかけです。
1社目の専門商社は、社長の鶴の一声で体制や方針が変わりやすい体質でした。ですが、市場の流れを加味するとその意思決定に納得できない場面も度々ありました。私はその当時持っていた知識で必死に意見したこともありましたが、力不足で方針を変えることはできませんでした。非常に悔しく「どうすればもっとうまく導くことができただろう?」と考えた末、自分の中で「もっと物事を多角的に捉えて、相手を導けるように成長するべきだ」という思いが強くなりました。その結果、そもそも自分が属する環境から見直すべきだという結論に至り転職活動を行いました。
その後は学びを広げたいという目的から、セキュリティソフトウェア企業での人事や人事給与システムベンダー企業へ転職しています。
しかし、自分の「物事を多角的に捉えて、相手を導けるようになりたい。」という思いには、問題を抱える企業の外側から課題を捉え解決策の提案・実行ができるコンサルティングファームが適していると思いました。また、ワンプール制を採用しているコンサルティング企業の方が、より理想に近いと感じ転職活動を行っておりました。
リグリットこそが理想の企業
-コンサルティング企業の中で、リグリットを選んだのはどうしてですか?
リグリットへの入社はワンプール制を採用していることに加え、イシュードリブンでコンサルを行える点と、関西拠点の立ち上げで様々な業務に関わることが出来る点に魅力を感じたことがきっかけです。
イシュードリブンのこだわりは3社目での経験からですね。
人事給与システムベンダーでお客様に提案している際、プロダクトありきでお客様の課題解決が本当にできているのか?という違和感を覚えました。一方、リグリットは、「イシュードリブン」をサービス提供のポリシーとしているため、本質的に課題に向き合うことができ、今までとは全く違う視点で見ることのできる環境です。そのため、自分のもやもやしていた現状が解消できる企業だと思えました。テクノロジーはふんだんに使うのですが、プロジェクトの進め方はオペレーションの本質的な問題にフォーカスするイシュードリブンアプローチであり、リグリットはまさに自分の理想の環境です。
関西拠点の立ち上げでは、様々な業務に関わらなくてはいけないと入社前から理解していました。リグリットではコンサルティングプロジェクト以外に「Consulting+1」という、当社の会社創り・事業運営という経営機能を担う社内副業のような制度があります。関西拠点の立ち上げはこの+1活動になるのですが、私はこの制度に魅力を感じていました。拠点の立ち上げという未知の経験から自分が追い込まれる環境が整っていると理解していたため、自分のキャリアの可能性を広げることが出来るという期待がありました。
2.入社後について
可能性を広げるConsulting+1
-実際に+1の業務を経験した感想を教えてください。
関西拠点立ち上げの+1業務では、主に営業を担当しています。
今まで経験したことのない営業の視点から、組織全体の役割について考える思考が身についたと思います。営業という数字を作る仕事を経験していくことで、企業が成り立つ為にはどういった数字が動いて、その数字を確保するためには組織としてどう動けばいいのか。など、人事時代には全く意識していなかった部分が、営業の視点で捉えられるようになりました。
-+1業務のメリットは何だと思いますか?
自分のランクより高い人が経験するような挑戦を行うことが出来る点だと思います。お話してきたコンサルティング会社での営業や、IPOに向けた経営管理の業務などは、より高い視座で見ないといけない業務ですし、他の企業ではなかなか経験することが出来ない業務だと思います。
助け合いの文化とその理由
-未経験の業務に対し、不安を感じることはありませんでしたか?
最初は不安を感じていました。
しかし、毎日1~2時間ほどマネージャー以上の方が時間を作っていただいて、ゼロベースから業務を教えていただいたこともあり、不安は直ぐに解消されました。
また、「何かあったら私がなんとかするから、思いっきりやっていいよ!」と言ってくれる上司がいるため、安心して挑戦することが出来ています。
-サポートしてくれる上司について、なぜリグリットではそのような助け合いの文化が根付いているのでしょうか?
スタートアップの弊社に大手ファームから移動してくる方は、ご自身のスキルや経験をメンバーに還元する意識が特に強いと感じています。実際に上司から「スキルトランスファーにより成長したメンバーがクライアントに評価され、個々の評価に伴い組織を成長させることがリグリットパートナーズに入社した自身の使命である。」と話されていました。ご自身の配下のメンバーや組織をどんどん底上げさせたいっていう意識があるからこそ、教育にも熱量があるっていう繋がりなのかなと理解しています。
挑戦の連続から見えた道
-自分の専門分野以外の領域にも挑戦することで感じている魅力やメリットについて教えてください。
これまでは人事であれば人事の視点からしか自分の意見を持てませんでしたが、今では各部署や構造の繋がりに目を向けながらアイディアを出すことができるようになってきました。キャリアにおいて、一つの領域に特化して業界に潜るのも良いと思いますが、一旦視点をずらして俯瞰して物事を捉えられるようになるメリットは非常に大きいと思います。私がかつて説得することのできなかった社長も、今の自分であればもう少しうまく全体を捉えながら言葉を選んで導くことができるかもしれないと感じます。また、自分の能力を広げることが出来た、という想いを確信に変えるために今後も挑戦を続けたいと考えています。現段階では今後のキャリアについて明確な答えは出していませんが、日々の挑戦の中で自分の可能性を広げキャリアのゴールについても見つけていきたいです。
3.こんな方に是非来てほしい
-大戸さんは、どんな人がリグリットには合うと思いますか?
「挑戦したい」と思っている方です。
成長できる環境に身を置きたい人、少しでも今の業務や5年後、中長期的にも成長の限界を感じている人はぜひ来ていただきたいです。
リグリットには、挑戦するための制度や環境が整っているため、自分をワンランク成長させることが出来ると思っています。
大戸さん、ありがとうございました。
リグリットパートナーズには、「成長したい!」という人の挑戦を応援する文化・仕組があります。また、関西拠点の立ち上げには型がない分、カオスな面々も多いですが、そこから自身の役割を生み出していくことも可能です。
自分をワンランク成長させたいと思っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!