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【メタバース】目に見えない次世代を想像する

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明らかに現実世界の延長線上にありつつ、でも、行き着く先は現実世界とは全く異なる世界観。頭の中を一度からっぽにしないと想像すら難しい。そんなメタバースの行く末をゆっくり丁寧にご案内…
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かつて、インターネットやスマホが「無用の長物」だった頃(の再来)

たぶん、現在、50代以降で、学生の頃から新しいものや流行にいわゆるアンテナ張ってた人、(今で言う)マーケター的な感覚を持って「これはなんで流行ってるんだろう?」と疑問を持って自分なりの答えを出すってことを行なっていた人にはスッと理解できるかもしれない。15年ぐらい前まではインターネット(パソコン)やその5~6年後のスマホは『無用の長物』扱いだった。今のように全国民のほとんどが当たり前のように日常使いしているなんて想像できないぐらいに特殊な扱いだった時代がついこの前。 当時、

【気付き】正しいメタバースへの道筋

「メタバース=3D仮想空間」なのに、いつまでも「空間」ではなく「平面」でしか楽しんでない、もったいないケースが散見される日々だけれど、下記の記事で改めて気付いたこと。 そして、上の投稿で引用されているのがこの記事。 メタバースはあくまでも「仮想」世界なので、世界のどこにいても、行ってみたいところに行きたい時に行くことができる。外国でも、宇宙でも、水中でも、地底でも、戦国時代でも、未来でも。 ただ、テクノロジーの進化は凄まじいものの、現実にはまだ戦国時代や未来には行けない。

テクノロジーの進化を受け取れない日本企業

1年前に下記の記事を読んで、すごく共感した。汎用的なAIよりも特定の用途に特化したAI活用が主流になるだろうという部分。 ここで書かれている間取図AI的な課題は、実はあっという間に解決していた。学習データさえ与えれば、当然、間取図を生成することは可能。ただし、実際に建物を建設するに際しては、平面図だけでなく立面図、アイソメ図などの配管図、構造部材情報、などの膨大な情報が集結して初めて施工が開始できる。(ザックリ言うと)それらの建設に必要な情報の全てを1つのプラットフォームに

仏滅は結婚式場が安い

シンプルな文章ですが、これは日本独自の文化が共通認識で持たれていることが前提になっているので、単に翻訳しただけでは意味は伝わらない。これが翻訳の難しいところ。 Copilotが本当に最強で、その文章の意味するところまでを伝えることが可能。これってホントにスゴいことで、単に翻訳作業だけに関してもCopilotはなかなかやるヤツ。 もちろん、Copilotの本領発揮は各種のMSソフトとの連携部分なので、M365を入れてる会社は1年ぐらいの間に一斉に導入(アカウントに追加)するこ

デジタルもったいない

#NHK によると、滋賀県の私立 #守山中学校・高校が #デジタル保健室 を導入したとのこと。 以前からこのnoteでも「教育現場が積極的にデジタルを導入することは大賛成」と何度か書いてきた。ただ、偏見に満ちた個人的な印象として、デジタルに関心が高く、行っての情報収集をされている一部の現場の先生の意見ではなく、デジタルに関して基礎知識も無く、現場目線も欠落している決裁権のある方々がカモにされていると思わざるを得ないことが多すぎる。 上の記事でも少しだけ書いたが、コロナ禍に

実写VRが普及する日

弊社株式会社MATRIXでの業務としても当然、重要なことなのですが、もはや趣味の域においても『VRゴーグルの啓蒙』を続けています。 私がたまたま魅せられてしまったのが、「CGで作られたメタバース」とかではなく、実写映像を元にしたVRメタバース(リアリティメタバース)なので、『VRゴーグルの普及』と『リアリティメタバースの普及(コンテンツの充実)』は、私が目指す世界観に至るための両輪です。 例えばこれは、タイトルの通り、360度VR動画を届けているサイトです。これを出してい

これまでと何が違うの?

ようやくテスト参加企業を募集し始めて、早速、関東の大手不動産会社さんが導入に向けて進み始めましたので、改めて動画も撮り直しました。 上の記事で申し上げた通り、既に市場にパラパラと存在している内見VRを、最先端の開発技術を持つ弊社が、「なぜ今」と言うのは大事なポイントです。世界のテクノロジーは止まることなく激しく進化し続けていますが、市場にそれに追い付くのは時間が掛るものです(いわゆるビジネスとして)。 弊社はただのスタートアップなので、スピード感には自信があるのですが、とは

生成AI活用のキモは◯◯◯◯◯ないこと

若干の手前味噌になりますが、弊グループ(メタリアルグループ)のロゼッタ社(私の古巣)が開催したビジネスセミナーが、生成AIに少なからず興味関心があるビジネスパーソンにとって非常に有益だろうと思ったので、(たぶん後日、見逃し配信されるだろうから)紹介させてもらいます。 実際、生成AIどう思いますか? 私の古巣ということもありますし、弊社はメタバース・デジタルツインの受託開発をメインにしていると言っても生成AIは(動画生成や3D生成に)フル活用しているので、ビジネスでもプライ

なぜ今、内見をVRで行なうのか

当社(株式会社MATRIX)が、【どこでもドア】に続いてサービス化したのが【ガウシアンVR】という「内見をVRで済ませちゃう」サービスです。【どこでもドア】はリアリティメタバースという『360度実写映像そのものという空間に入ってしまう体験』を提供しています。これによって、「物理的な移動」が不要になり、多くの方々に、今よりも快適で楽しい生活シーンを届けることができると確信しています。(副次的な効果として、実際に足を運ぶハードルも下がる効果があるのですが、それは過去の noteで

進化したはずが・・・

昨今のテクノロジーの進化がとんでもない速度であることは、ここでも何度かお伝えしてきた。当然、各所でそれを取り入れないとね、という声は出ているのですが、よく考えないと本末転倒になっちゃいますよ、な例をご紹介したい。 観光経済新聞さんに載っていた、和歌山新城下町DMCとユタカ交通さんが制作したという360度VR動画がYOUTUBEで公開されたそうです。 私も拝見しましたが、そもそも360度動画自体がブレブレで、おそらくこれまで作ってきたプロモーション動画と360度動画がごっち

【速報】VRゴーグルはウォシュレット

VRゴーグルの普及によって、メタバースが新しい生活シーンを提供すると願っている私は、2年ほど前から全国各地へ足を運び、VRゴーグルを被ってもらい、被った瞬間に「テレポートしてしまう」「違う場所に瞬間移動」という体験( #VR旅行 )を数え切れないほど、行なってきた。 どこに行っても、皆さん驚いて、感動して、楽しんでもらった。私は端末を売るのが仕事ではなく、この端末(meta Quest)を通じて、体験を提供している。アメリカでは今や、10代の3人に1人はVRゴーグルを持って

chatGPTがプロの素人を増産

下記の記事の通り、ネットにありとあらゆる情報が提供されている昨今は、「プロの丸ごとお任せ」ってニーズが減ってきているようだ。 更に言うと、これまではネット検索して、それを想定する多数のキーワード広告の中をくぐり抜けて(人によっては更にアフィリエイトのまとめサイトをくぐり抜けて)、ようやく欲しい情報に辿り着いていたが、今や、対話することで欲しい情報をピンポイントに提供してくれるchatGPTのようなサービスも登場した。 普段からやってる人は、上記の「くぐり抜ける」作業が本当に

目先の価値(気持ちはわかるっちゃけどね…)

今日もメタバースネタを一つ。 シリーズで毎回、楽しく読ませていただいている下記の記事について、コメントもしたのだけれど、文字数や仕様の都合があるので、ここでじっくりと違う意見も書いておきたい。 この3年ほど、私も全く同じように「普段使いになる日」を目指しているので、この方の一連の記事は楽しく読んでいる。3年間で2000名以上の方にVRゴーグルを被ってもらって、リアリティメタバース(CGではない実写ベースのメタバース空間)を体験してもらってきた経験上、「メタバース」という言葉

井上尚弥選手を目の前で観よう

先日の圧倒的な強さを我々に魅せつけてくれた井上尚弥選手。文字通りのモンスターですね。まぁ、おまけとしてこんなニュースがありました。 今や井上選手や大橋ジムは多額のファイトマネーを得ることができていると思いますが、ご存知の通り、ボクシングは非常に選手寿命が短いですし、特に日本人は金融リテラシー教育が皆無なので、一時的に莫大な資産が入ったとしても上手に運用している人などあまり聞いたことがありません(逆に有象無象にたかられて一文無しになった話は数え切れない…)。 そこで、人気絶頂