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なぜ今、内見をVRで行なうのか

当社(株式会社MATRIX)が、【どこでもドア】に続いてサービス化したのが【ガウシアンVR】という「内見をVRで済ませちゃう」サービスです。【どこでもドア】はリアリティメタバースという『360度実写映像そのものという空間に入ってしまう体験』を提供しています。これによって、「物理的な移動」が不要になり、多くの方々に、今よりも快適で楽しい生活シーンを届けることができると確信しています。(副次的な効果として、実際に足を運ぶハードルも下がる効果があるのですが、それは過去の noteで読んでくださいm(_ _)m)

主なポイントは3点

1.未だに文字情報が主流である悲劇

わかりやすく、賃貸マンションを契約する場合で考えてみましょう。スマホでいくらでも物件情報は探せますよね。でも、文字と画像で「理解してね」というサイトが大半です。SU◯MOとか。
そこである程度絞って、資料請求して、不動産会社からPDFか画像で送られてくるのがA4横の間取図と基本情報です。明らかに不十分な情報しか無いので、不動産会社の店頭に足を運びます。そこで更に追加の情報をもらって、口頭の説明を受けても決められるわけがありません。そこで担当者同行で内見に行きましょうか、となります。不動産屋さんの営業車で行くことが多いでしょう。そして、内見を繰り返します。いくつか見て、比較して決めたいところです。ただし、実際に内見に行ける数は限られてます。1日10ヶ所を案内してくれることは正直不動産でも無いでしょう。。
文字情報、あっても画像やスライドショー形式の動画。このスタイルを長年続けてきて、そろそろ進化するタイミングではないでしょうか。少なくとも、一般ユーザーは喜ぶことはあっても、否定・拒否することはありません。

文字と写真では・・・
プロの撮ったきれいな写真でも・・・
超高級なのに

2.個人ではVRゴーグルを買おうと思えない悲劇

私たちが提供する【ガウシアンVR】は、VRゴーグルを被って内見してもらいます。VRゴーグル(HMD)は、今やアメリカでは10代の3人に1人が所有しているし、ヨーロッパでは「ほぼ1家に1台」という国も出始めていますが、日本においては普及が異様に遅れています。周りに持ってる方がいない、という方が多いでしょう。そこで今回は、不動産会社の店頭にVRゴーグルを常設してもらう施策です。お客様が手ぶらで来て、その場でVRゴーグルを被ってすぐに内見できてしまう仕組みです。
実際、ゲーム以外のコンテンツがまだまだ不足している状況で、ゴーグルは(実際には安いけれど)高い買い物なんです。そのため、持っていない前提で【ガウシアンVR】は企画されました。

3.賃貸でも分譲でも「家」は買い物の中でも慎重に選びたい悲劇

上でも触れましたが、「住まい」「家」は非常に慎重に選びたい(交換できないし、使用頻度は毎日だし、使用期間もそこそこ長め)買い物なのに、必須の内見が、実は非常にハードルが高いんです。気になる物件が20個見つかったとしても、お休みを取った今日、内見できるのが3件までとか言われます。では仕事の後の夜に見せてくれと言うとできないと言われたり。。
顧客と販売側が(暗黙の了解のごとく)ミスマッチしたままなのが、この、不動産の案内業務なんです。
日常の買い物であれば、買う側の我々も慣れていますが、賃貸にせよ分譲にせよ、不動産の購入って慣れていません。そのため、慎重に見比べて、検討して、選びたいのですが、当たり前のように好きにさせてもらえないのが不動産購入です。
【ガウシアンVR】の技術で、誰もが、好きな時間に、好きなだけ、物件の中を歩いて、内見することが可能になりました。不動産会社側は案内したい物件の中をスマホで数分間動画撮影して、アップロードすれば自動的に #生成AI#3D で物件を生成してくれます。テクノロジーの進化には驚かされるとともに、ユーザー目線で言うと本当に便利でありがたいサービスだなと思ってます。


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