マガジンのカバー画像

おめかし

175
おしゃれやおめかしの悲喜こもごもをのぞかせていただいてます。
運営しているクリエイター

#エッセイ

ノーファンデ派のベースメイクコスメ

ノーファンデが好きです。下地、コンシーラー、お粉のみの。なるべく素肌っぽい肌が落ち着きます。 15年くらい前にファンデをやめてみました。 皮膚が薄く、敏感肌だし、肌荒れもしなくなって美肌に。更には老けて見えにくい気もします(多分)。 因みに私は40代後半です。 とはいえ、その間に1度もファンデを使わずに来たのではなく、実は様々な種類をタッチアップしてはサンプルを使用し、ときには購入してみて、やっぱり下地のみに戻る…を繰り返していた時期もありました。 評判の良いもの、デパ

【夜宵★日記116】SUQQUデビュー!②

2023/12/2 【夜宵★日記115】SUQQUデビュー!①からのつづき ◆ 辣腕BAさんと出会う クリスマス時期の土曜のこととてSUQQUは順番待ち。 数十分ののちタッチアップとなる。 今回のBAさんは、以前リクイドファンデーションを試したとき、 「肌のキメがなくなってるからファンデーションがのらない。」 「毛細血管が浮き出ている。」 など指摘してファンデーション以外のものも勧めてきた人だ。 自分では気にしていなかったこともあって、正直いい気分がしなかった。

秋の美的収穫祭など

 スキンケアはこの1年以上アルビオンでほぼ固定されつつも、アイクリームはシャネル、化粧水はドラコスなどバラバラ。メイクものはそれこそ節操がなく、もっとも重要なのは百貨店カウンターでの対応が好みであることを条件にブランドを変えまくっている。もちろんある程度購入ターゲットを持って訪れるのだが、そこで自分的に対応がちがうなと思うと購入しないことが多い。そうするとどうするかと言えば、ふらふらカウンターを渡り歩き、声をかけてくれた接客トークがポイントを得ているところで買っている。高いお

「王道シンプル」というごまかしの利かなさに降伏

 先日、ピンストライプのジャケットとの長い格闘史について書いた記事が思いのほかたくさんの方に読んでいただけたらしい。というか、自分の記事全体のなかでも、量としては少ない方なのにファッションのことを書くと普段よりかなり閲覧していただけている不思議。  さて、ファッション記事が好まれているからではないのだが、このグレーの「OLD ENGLAND」のジャケットも1年がかりで着用頻度が増えてきた一着なのでメモっておく。なお、これはスーツでボトムがタイトでなく台形シルエットのスカート

ちょうどいい、をそばに

最近、STACKERS(スタッカーズ)のトラベルジュエリーボックス(S)を購入した。もうこれがとてもよくて。ちょっと聞いてください。 仕事中、リングを外すことが多いのに、その置き場がなくて困っていた。マッサージを受けに行ってもアクセサリー類を外すのだけれど、適当なケースを持っていなかった私は、どこかのジュエリーショップでもらったベロアの巾着袋をいつも使っていた。そうすると、再びつけるときにアクセサリーどうしがからまっていることがある。 そこで、雑誌やインスタグラムでよく見

同じ日の繰り返しを止めて、夏が終わる

 同じ日々を繰り返していると老ける。これは含まれる前提があって、幾通りものやり方を試してみた結果、最適と思われるやり方を毎日繰り返すこと、これはもう「道」に近いし、天候や外的な要因に自身を合わせていってこそ、同じ日々を繰り返していけるのであろう。だからここで言う「同じ日々の繰り返し」とは、ただ無為に日が過ぎるのを待つ方。そんなわけでこの週末は非常にマイナーで本人しかわからないけれど、「脱・同じ日の繰り返し」を意図して行っている。  まず濃いベリー色の口紅を引いた。そもそも口

60代オススメファッション/ワンピースは夏にバッチリ💖

この夏、ここ最近全く着たことがなかったアイテムを着ている。ワンピースだ。 シャツをそのまま長くしたタイプのワンピースは数年前あたりから注目のアイテム。 昨今の夏の暑さと来たらどうだ。もう日本は熱帯になってしまったか?と思うほどだ。そんな夏の暑さの中でタンクトップにサラッと羽織ってもサマになり、それなりにオシャレに見えて涼しい。確かに流行るのもうなずける。 で、今年のこと。私は2枚のワンピースを入手してお気に入りとして着ている。1枚は古着屋さん、もう一枚は服のレンタルサー

専門学校で服飾を丸3年も学んだが今はまともにミシンさえ持ってない そんな自分が久々に服を縫いたいと思っている

このnoteでも何度か書いているが、60代になったら今まで普通に着ている服が何だか似合わなくなって来ていて。一旦これまでよく着ていた服を断捨離をかねて手放している。まずはタンスの中とクローゼットの中をスッキリさせよう。 夏物はシーズンのだいぶ前に、まとめて10着ほど手放した。日常的に着る服や使っていないバッグやショールもいくつか手放した。手放したものと入れ替えでいくつかの服やバッグ、靴も新調した。古くなって若干くたびれた感じになったものは手放す第一候補。そして「いつか使うか

60代の私が「おしゃれすること」について考えた/アラカンファッションには問題山積

洋服やファッションが大好きで服飾系の専門学校で3年間洋服作りを学んだ。 随分たくさんの洋服を買ったり作って着てきた。母がお針子で小さい頃から手作りの服を作ってもらっていた。 おしゃれについて書こうとしているんだけど、この文章を書き始めてだいぶ経つのに、実は全くまとまらない。若い頃と今現在で服に関するとらえ方や状況がかなり変わっているのだ。 おしゃれはやせがまん、って言うけどそれがもう全く通用しない歳になっちゃった。体を締め付ける服は苦しくてダメ。キツキツの服を着るととにか

ジュエリーリフォームをした話

【母から譲り受けたリングをリフォームした経緯について語っているだけの雑文】  基本的に倹約志向の人間である。  そう言っておけば聞こえは良いが、要するにケチである。値引きも特売もポイント還元も100円ショップも大好きだ。1袋150円のニンジンを買えないわけではないけれど、100円でないなら買わなくても良いかな、と思ってしまう。  同じものならなるべく安く買いたいし、日常遣いに不自由しないなら、さほど高品質なものを求めてもいない。舌も大して肥えていないので、安物でもジャンクフ

夏がくる予感がしたら、買うことを決めた

 とうとう我慢ができなくなって日本橋三越にザッハトルテを食べに行った。これは結構、酔狂な行為だと思う。自分の住まいはどこに出るにも便利ではあるが、わざわざケーキひとつのために「あの」日本橋三越に行くというのは、いくらなんでもためらわれた。けどまあ、結局行ったのだ。何故なら比較的時間があったのだし、確定申告の作業で頭が沸きに沸いてしまいものすごくうんざりした気持ちが続いているのを起爆剤によって打ち砕きたい思いもあった。  生きるうえでなんとなく自分だけが決めてきた規定というの

全方位的バランス美のピーコート

 3年越しに念願の、完璧なシルエットのピーコートを手に入れることができた。それこそ3年ほど前に突如、アメリカン・トラッドに目覚め、叶うならばそれが着こなせるシンプルな人間になりたいと思った。つまりは、流行に左右されずひとつの型として定着するほどにシンプルを極めた服装。何度もいうけれど、これが似合うのはボディありきとも思う。だから、そこまでを含めた理想なのだろう。シンプルな服を着て映えるのは無駄のない身体だから。現状まだまだ叶わない。  ファッションが自己表現だとすると、自分

2021年 買ってよかったファッションアイテムBEST5

これが今年最後の記事になりそうです。 今年の物欲を振り返って、自分を諫める意味でもこれは年内に書いておきたいなーと思いまして。 それでは、今年の戦利品を振り返っていきます。 5位 BarbourのBEDALE単独記事はこちら。 これに関しては、今後の期待値も込めての5位というか。 合わせやすいし気に入ってるんですけど、まだ買って日がなくてあまり着れてないんですよ。 今後バチバチに着倒してやろうと思ってます。 4位 UNIQLOのペグトップハイライズジーンズ(レディス

循環するファッションを考える

*カバー写真は2017年、ブルックリンミュージアムで行われた”GeorgiaO’keeffe Living Modearn”にて筆者撮影。メンテナンスしながら大事に着られていた事がわかるブラウス。 困った着物に呆然とする 私は途方に暮れた。箪笥に詰まった母親の着物を見た時に…。 かつて着付けを習い、歳を取ったら着物で過ごすのだ!という野望は五十肩により帯が結べなくなり挫折した。何よりこの着物は私のサイズではない。(母親は小柄だった) 例え帯が結べたとしても着られないのだ。