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おめかし

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おしゃれやおめかしの悲喜こもごもをのぞかせていただいてます。
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#ファッションが好き

お洒落をすることはいつだって私の味方

いつ頃からかお洒落することが好きだった。 お洒落はいつだって私の味方でいてくれている。 そして、私の「自分の好きを大切にすること」はファッションから由来する。 仲の良かった友人の影響で小学校高学年からファッション雑誌を読んでいて、私より少しお姉さんな子が可愛いお洋服を着こなしている姿はきらきらして憧れていた。 ごく普通の家庭で両親はそこまでお洒落にも興味なく、可愛いお洋服が着たいという気持ちを胸にしまって、近くのスーパーの子ども服売り場の服から選んでいた。その中でも数少

自問自答ファッション講座で宙返り

スタイリストあきやあさみさんによる「自問自答ファッション講座」を先日、受講してきました。 あまりにも衝撃的な体験だったので(すごく楽しかった事は先にお伝えします)記録に残したいと思います。 私が最推しする記事はこちら はじめに「自問自答ファッション講座の流れ」 受講申し込み後、メールでのやり取りにて、簡単な事前アンケートに答えます。次にテキストとワークシートが送られてきます。 その後、実際にあきやさんとお会いして、テキストを確認しながら、対話を通して(弾むおしゃべり)ワ

青春とお洒落と古着

『オリーブOlive』という雑誌を中高生の頃から愛読していた。 青春時代のお洒落バイブルだった。 そして田舎の純朴なオリーブ少女だった私は東京を目指した。 上京当時はフレンチカジュアル勢力が強く、アニエスベーのスナップボタンがいっぱい付いてる黒のスウェットカーディガンにボーダーTシャツ、ベレー帽というコーデが定番スタイルだった。 美大だったせいか校内には、実習で汚れてもいいように頭にタオルを巻いたつなぎ服のガテン系、パンクロックな人(モヒカン頭にガーゼシャツ着て頬に安全ピン

【30歳営業女子】秋の出社日服まとめ(気温16-25度想定)

テレワークが苦手な上長なので出社率を5割→7割とじわじわ増やされてます。笑 9~10月の服は本当に難しい! テレワーク続きで何着て良いか分からないし、営業なのでジャケット着る機会も多いし、トレンチとかアウター着るには早いけど夜は肌寒い… そんな悩める30歳営業女子の毎日の服を備忘録として残しておきます。 仕事服を選ぶマイルール①営業職は万人受け&かっちり感大事! コロナ前までがっつり外回りだったので全身で見た印象面は超大事!白・ネイビー・ベージュで清潔感を第一にします。

循環するファッションを考える

*カバー写真は2017年、ブルックリンミュージアムで行われた”GeorgiaO’keeffe Living Modearn”にて筆者撮影。メンテナンスしながら大事に着られていた事がわかるブラウス。 困った着物に呆然とする 私は途方に暮れた。箪笥に詰まった母親の着物を見た時に…。 かつて着付けを習い、歳を取ったら着物で過ごすのだ!という野望は五十肩により帯が結べなくなり挫折した。何よりこの着物は私のサイズではない。(母親は小柄だった) 例え帯が結べたとしても着られないのだ。

「軽率な買い物」は「運命の買い物」でもある

鞄を買った。 黒の、柔らかい牛革の、斜め掛けの、小さな鞄を買った。 洋服のデザイナーをしているけど、鞄の方が本当は好きなのでは?って思う時があるくらい、鞄が好きだ。特に革の、小さい鞄。 以前一緒に仕事をしたイラストレーターの方が「小さい鞄は女子の特権だと思うから好き」と言っていて、首がもげるかと思うくらいに頷いた。わかり過ぎる。 小さい鞄、その可愛さは計り知れない。 そして小さい鞄には、小さい財布がセットである。 仕事柄、洋服以外のアイテムのトレンド情報ももちろん

お洒落について考える

昔からファッション雑誌が大好きで、それはファッションというよりも様々な文化的情報がファッション的に編集された雑誌という媒体と、文字を読むことが大好きだったから。学生の頃はメンズファッション誌もレディースファッション誌も全てに目を通していました。ほとんど立ち読みばっかりだったのだけど、自分で買って集めていたのはSTREETという海外のファッションショー会場などで撮影されたスナップだけを集めた雑誌と、マガジンハウスがかっこよくてGINZA、ポパイ、ブルータス、あとは装苑、それに当