3.当たり前ってなんだ？

前回は【挨拶と感謝】の大切さを伝えたね。

店長である前に君は人だ。

人として当たり前の事をやらなければならない。

意外と忘れがちになるのが、

この【当たり前】の事。

環境も、感情も、当たり前になってくると人は忘れる。

空気があるから息が吸えるとか。

君にも親がいるって事も。

そこで考えてみる。

当たり前ってなんなんだっと。

目の前にゴミが落ちていたら拾える？

目の前で亀がイジメられていたら助けられる？

目の前で成功していく人を見て応援出来る？

字で見ると結構簡単そうだよね。

「ゴミが落ちてるって？拾うに決まってるじゃん。当たり前じゃん。」

「亀がイジメられてる？やめろやめろー！弱いものいじめをするな。みんなが仲良くするのが当たり前じゃん！」

「成功おめでとう！やりたい事を仕事にして、お給料も上がって凄いね！頑張ってる人を応援するなんて当たり前じゃん！」

これが意外と当たり前に出来ないんだ。

ゴミがあっても気づかない、めんどくさい、気づかないふりをする。最悪の場合はそこにポイ捨てをする。自分の意思とは反して周りに流されたり、加担したり、嫉妬したり、邪魔してみたり。

実は当たり前とは環境や感情により、自分に都合よく書き換えられるもの。

それはお店も同じこと。

自分の当たり前。お店の当たり前。

こうなりたい。こんな人になりたい。こんなお店にしたい。理想。目標。夢。

書き出してみよう。

それが君の初心だ。

初心忘るべからず。

仕事が始まって追われる日々が続くと絶対に忘れるから書き出してみよう。

忘れた時に必ず君の支えになるから。