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陶芸になるイラスト:ナターシャ・サウィノワさんの作品

ナターシャ・サウィノワさん(Natasha Savinova)はモスクワのイラストレーター、アーティスト、陶芸家です。モスクワ美術専門学校とBritish Higher School of Art and Designを卒業しました。現在は教師の仕事、誌面イラストなどやっていますが、この投稿ではナターシャ・サウィノワさんの陶芸作品を紹介させていただきます。

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アーティストはデリケートな手びねりを好んで、レースのような複雑な模様で自分の作品を飾ります。しばしば擬人化された形から不思議なキャラクターが生まれます。全部集めたら、まるでその不思議な生物の町のようになります。彼女の作品は、それぞれのプロジェクトのために作られていますが、全部が同じ幻想的な平行世界のものだということが強く感じられています。

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彼女の陶芸は極東アジアの国の伝統的な工芸の影響を受けている感じがします。その作品はまるで現代視覚言語に訳された伝説みたいです。例えば、彼女の作品の一つに、人間の世界と神の世界が離れてしまったときについての泰の昔の伝説をもとにした「甘いバナナの村」という絵本と陶芸のシリーズがあります。

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そのプロジェクトは二次元のイラストで語った伝説の朦朧とした世界を陶芸によって形のあるオブジェに変換させて、人間である観客と伝説の神々をつなぐ手段になります。

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アーティストのホームページとインスタ:

https://www.behance.net/Natasha_Savinova
https://www.instagram.com/natalia_savinova/ 


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