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名古屋メシの話

いつからか名古屋メシと呼ばれるようになった、我が地元名古屋のグルメ。あれは多分2004年の愛知万博の頃だったろうか。ローカルの中でも特にローカルなメニューが名古屋を代表するグルメとして紹介されたり、戸惑いも多かった覚えがある。
今回は比較的名古屋の中でも多くの地域で食べられているであろうものを紹介したい。

●きしめん

住吉のきしめん

手軽さで言えば定番中の定番。さらに手軽さを求めるなら名古屋駅のホームにある住吉のきしめんだろう。

新幹線のホームにあるので、名古屋を離れる直前に食べることが出来、立ち食いなのでサッと済ますことも出来る。ただし、ここで少しこだわるなら在来線のホームにある住吉へ行ってほしい。

何故なら「天ぷらが揚げたてだから」と言いたいところだが、実は在来線ホームの住吉にあって新幹線ホームの住吉に無いものがある。それはどて煮という、八丁味噌ともつとこんにゃくの煮物だ。きしめんだけでなく、どて煮も是非味わってほしい。

●味噌煮込みうどん

山本屋本店の味噌煮込みうどん

こちらも日常的な料理ではあるが、他府県民から見るとひとクセあるらしい。簡単に言うと八丁味噌のスープに生麺を入れて煮込んだ料理なのだが、麺に塩を使わず小麦粉と水だけで作るのでコシが無く硬いとも言われるのだ。味噌味だけでなくその食感が特徴で美味しいのだが、不思議な料理としても扱われる。また山本屋という有名店があるのだが本店と総本家と二種類あり甲乙つけがたい。私は本店派なので山本屋本店を紹介しておこう。名古屋駅からだとエスカという地下街にあるお店のアクセスが良い。

●天むす

千寿店舗外観
天むすはテイクアウト

天むすは小さい時から親が買ってきてくれて食べていた。大須の千寿というお店を紹介しておきたい。

ちなみに発祥は名古屋ではなく三重県の津市らしい。のれん分けなのか何なのか分からないが経営は別らしい。最早正確には名古屋メシですら無いのだが、思い出の味のひとつなのだ。
天ぷらのおにぎりといえばそうなのだが美味しいので是非食べてみて欲しい。付け合せのきゃらぶきも美味しい。

●スガキヤ

ラーメン大盛

言わずもがなご当地チェーンである。名古屋人のDNAレベルに刻み込まれた味と言っても過言ではない。和風出汁+豚骨の元祖ダブルスープでこの低価格は庶民の見方。まあ、他府県民からしたらチープな味かもしれませんが、一度試してみて下さい。
昔は広域で店舗展開していたのでご存知の方も多いかもしれませんね。ちなみに名古屋駅のエスカにあるのは高級スガキヤで結構別物なので注意。

#ふるさとを語ろう

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