和歌山旅行記 和歌山市―湯浅町
生しらす丼を食べたい!ということで和歌山まで行ってきました。京都は海が遠いので美味しい海産物を食べようと思うと日本海側(舞鶴・宮津)へ行くか太平洋側へ出るということになります。仕事終わりに高速道路で和歌山を目指しますが、その手前の大阪府の熊取町で宿を取り翌朝のんびり出来るようにしました。
大阪の南部に位置するホテルなので和歌山まではすぐそこ。部屋のユニットバスとは別に浴場があるのでのんびりできました。
翌朝から旅のスタートです。
❚かどや食堂(和歌山県湯浅町)
いきなり旅の本テーマのしらす丼からスタートです。湯浅駅前にあるこのお店。駅前に大きなコインパーキングがあるのでそこに車を止めて訪れました。
ごはんの熱で加熱されないように別皿で生しらすが出てきます。お醤油をかけて食べる直前にごはんの上に乗せて混ぜたりしないで食べるのがオススメとのこと。
つやつやでピンとした生しらすです。これをごはんの上に乗せます。
生しらす丼の完成です。茹でたしらすとはまた別の味わいがあって美味しいです。鮮度が良いのか透き通ったような味で最高でした。いつかこの辺りで宿を取ってお酒を飲みながら頂きたいものです。
❚湯浅町の街並み
食事をしたあとは軽く湯浅町を散策。レトロな商店街を過ぎて伝統的な街並みを歩きました。
お目当てはここの醤油。湯浅は醤油発祥の街としても有名で、その技術は千葉県に伝わり関東でも醤油が作られるようになりました。その湯浅町の中でも老舗の角長さんです。天保十二年(1842)創業の現役の醤油蔵です。
中に入ると醤油の香りが漂っていて、この醤油は美味しそうと期待です。
湯浅手づくり醤油と濁り醤という醤油を買いました。後日、家で使ってみたところ、普段使っているスーパーで買ってきたものより香り、コク、旨味ともに違いました。
近くをあるいているともやしと書かれた看板の上がった麹屋さんもありました。
さすが発酵の町ですね。
❚白崎海洋公園(和歌山県日高郡由良町)
湯浅町から南下し、白崎海洋公園へやってきました。白崎海洋公園は、公園全体の地質が石灰岩で白い岩と海のコントラストで有名です。
公園は道の駅にもなっていて大きな駐車場もあり、キャンプ場にもなっています。生憎の天気だったのが残念でしたが風景は綺麗でした。
遊歩道を歩いて展望台へ上がると、一面に広がる白い岩の織りなす絶景が広がっていました。見たことのない光景だったので感動すら覚えました。
天気が良ければ四国や淡路島が見えたのかもしれません。
売店で売っていたみかんジュースがこれまた絶品。濃縮還元とかでは無い、自然なみかんの甘さがギュッとつまったジュースでした。
❚黒潮市場(和歌山県和歌山市)
今回の旅の目的は果たしたので帰路がてらお土産を買いに黒潮市場へ。
この施設はお土産だけで無く海産物が売っていて、それを買って併設されているバーベキューコーナーで食べることが出来ます。
普段出来ないことなので、ホタテの誘惑に負けてついつい立ち寄り。
❚和歌山ラーメン 丸三(和歌山県和歌山市)
今回の旅の〆はこちら。私が和歌山県に住んでいたときに一番好きだったラーメン屋さんに10数年振りにやってきました。
和歌山ラーメンのお店のテーブルにはゆで玉子と寿司がテーブルに置かれています。無料サービスとかでは無く、欲しいものを買ってに食べて会計の時に自己申告するシステムです。
早すしはサバのなれ寿司みたいなものなのですが、久し振りに食べて美味しかった。懐かしいお味です。
和歌山ラーメン自体が10数年振りだったのですが、醤油豚骨が美味しい。
ここ丸三は地元の人に愛される店として有名なんです。ノスタルジーもあるかもしれませんがオススメです。
久し振りの和歌山を堪能できました。次は串本とかめはり寿司とか遠くまで行ってみたいです。
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