英語を備えれば、キャリアアップの機会が倍に広がる、５つの理由

今、日々英語の勉強を続けているnoteユーザーさんは多いと思います。同時に、「果たしてこの努力と時間は身を結ぶのだろうか？」と疑問に思う人も多いと思います。GenZeeもその一人、でした。

「これからの時代は英語だぞ〜」
「英語を勉強しとけよー」

とは、最初に入った会社の、尊敬する人事部長さんに、口酸っぱく言われていた言葉です。

今や当たり前の話かもしれないけれども、その言葉は、今から30年も前のこと。しかもその会社は、日本のソフトウェア開発会社。海外に支店どころか取引先すらありません。さすがは人事部長、一生一社で勤めあげるという時代は終わる、という時代を見据えて、 日々助言してくれていたのです。

それからというもの、人生で一番大変で一番時間の無い20代30代に、結構な時間とお金を英語に投資しました。

✔︎映画のDVDは極力字幕を読まないで英語のまま観るようにした。
✔︎海外とは縁のない会社の時代から、NOVA→ECC→ベルリッツに通った。
✔︎外資系入社後は、出勤前の毎朝小一時間喫茶店で勉強を続けた。
✔︎半年かけて日本語禁止でドラマを作り、発表会をするという、特殊な英会話学校に通った。幼稚園の息子を前に爺さん役で演劇をする、という恥ずかしい体験も。

そして今。20代の頃には、この努力は無駄ではないだろうか？と自問したくらいだったけども、今なら胸を張って言えます。

「日本人ビジネスパーソンが英語を身に付けると、キャリアアップの機会とスピードが、倍に広がります。」

以下にその理由を５つまとめます。

1、日本企業内で重宝される

少しでも英語が話せるとなれば、海外からのお客様が来られた際には、若手でも呼ばれる機会が得られます。商社など、英語がマストの日系企業なら厳格な基準や審査などがあるのだろうけど、普通の会社は、学校に通ってます、というだけでも、チャンスが巡ってくるかも。そんな場に立ち会えるだけでも、社内でのキャリアアップの機会が少なからず増えます。最初の会社では海外視察（と称した半分お遊び）に2回も選抜してもらえました。

2、転職のチャンスが広がる

ある調査機関の調査によると、日本人の英語力は、非英語圏で100カ国中53位だそうです。また、GenZeeがグローバル企業で、マネージャーを採用する立場になった時に、採用本部から聞いた話では、「日本でビジネスで英語を使える候補者は、6%しかいない」のです。逆に、その6%に入れれば、外資系企業への転職の成功率が格段に上がります。特にマネージャーポジションの場合は、英語が必須のため、特に面接で話せるようになると、各段にキャリアアップ転職のチャンスが増加します。

3、外資企業での昇進が早くなる

外資系企業の中を見渡すと、バイリンガルはたくさんいます。特に幼少～大学の間に海外で過ごした日本人、そして、日本好きで移住してきた外国人の人達。ところが、彼らには弱点があります。日本の産業界の歴史、経験に乏しいのです。外資系企業の本社は、日本の業界、マーケット、ユーザの事を歴史も含めて説明でき、適切な戦略を立てられるリーダーを探しているのです。ということは、日本に長く住み、かつ英語を使いこなせる人物は、有力なマネージャー候補になるのです。

4、情報の量と質がアップする

世界中に情報、ニュースが飛び交っています。が、その全てが日本語に翻訳されてニュースにはなりませんし、また、元情報からずれてしまうこともあります。特に業界に特化した情報というのは、原文をアクセスできないと、トレンドをキャッチするのは難しくなります。特に最近の日本はゴシップのニュースばかりだし・・。英語のニュースを読めるようになると、業界情報の量と質が格段にアップします。 そしてそれは社内外でのキャリアアップの糧になるのです。（情報のピラミッドの記事もご参照）

5、人脈が世界に広がる

中国は躍進しています。しかし、今でも、海外のビジネスパーソンから見ると、日本というのは、経済、文化、旅行、様々な面で興味の対象の最上位にあります。そんな海外の人達にとって、日本には一つ難点があります。一般的に日本人は、海外の人に対してシャイで、コミュニケーションを取りたがらない。本当は英語に躊躇しているだけなんだけど。逆に、オープンで明るい日本人、となれれば、世界中に仕事上の人脈や友達が、増やせます。GenZeeは、LinkedInやFacebookは、半数以上は海外の友人、知人です。（このnoteは誰にも公開していないけれどもｗ）

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GenZee、外資系企業の勤めを卒業し、”日本にもっと貢献したい”、と考え、現在は日本企業にお勤めしています。そして、今でも英語を使って日本と海外の橋渡しをさせていただいています。（コロナのせいで今は海外に飛べない・・泣）

今改めて思う、最初の会社の人事部長さんへの感謝の気持ち。彼の助言のおかげで、数々のやりがいある仕事に就き、世界と日本をつなぐビジネスパーソン、という夢を叶えることができました。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。老兵の「実戦！キャリアアップ ノート」”英語編”でした。

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