見出し画像

2泊で予定詰め込みっ!はじめての広島旅②-2~広島城・東照宮・ディナー編~

今回は宮島編につづきDAY2の後半をお伝えしていきます。

前回までの記事はこちら


DAY2 広島城との出会い

前回のところで少し触れましたが、
広島城を見てから、とても格好良くて、
日本のお城巡りがしたい!と
心から思うようになりました。

そこで、広島城内のミュージアムショップで
日本百名城スタンプ帳を購入し、
記念すべき1つ目を広島城で押しました!

それでは弥山ハイキングの疲れを忘れさせる
広島城の魅力をお伝えします。

石垣好きな方も楽しめる石垣のようです

お堀と立派な石垣を眺めながら天守閣まで向かう途中に、
少し時代が進みますが、「広島大本営跡」を見つけました。

明治時代の日清戦争下で、諸条件が揃っていたため、
明治天皇の行在所(仮の御殿)が広島城内に設けられたそうです。
天皇はここにおよそ7か月間、滞在されました。
建物は原爆により焼失し、今は基礎石のみ残っています。

意外な発見をしつつ、こちらも17:00まででしたので、急ぎ足で天守閣へ。

初めて見た広島城天守閣・・・かっこいい・・・(惚)

時は戦国時代・・・
当時、最有力であった甲斐の武田氏の滅亡により、
毛利元就(もとなり)は武田の家臣であった
「川の内衆」という有力な水軍を手に入れ、
広島湾をはじめとした中国地方の領有化を進めていきました。

その後、毛利元就の孫である輝元(てるもと)は、
父親の急逝により11歳の若さで家督を継ぎました。
元就の死後、織田信長と戦いましたが、
本能寺の変による信長亡き後、豊臣秀吉に従いました。
「五大老」という役職で豊臣政権の側近に就任。

輝元は秀吉の大阪城や聚楽第(じゅらくてい)に憧れ、
広島に築城をはじめました。
広島のデルタ地帯(三角州)は地盤が弱く、
工事が難しかったのですが、
1591年(天正19年)に輝元の入城が果たされます。
未完成の部分を多く残しつつの入城だったようです。

しかし、1600年(慶長5年)の関ケ原の戦いにより、
毛利氏が滅びると、徳川家康は福島正則に広島を与えました。

福島正則は、戦国武将の中でも数々の戦いで勝利を収めた実力者です。
幼いころから秀吉に仕えていましたが、
関ケ原の戦いでは、石田三成(西軍)と敵対し、
東軍(徳川側)の勝利に尽力しました。

福島氏は、広島の経済、交通(陸路・水路)、身分制度などを
整え、広島の発展に寄与したそうです。

しかしその後、福島氏は徳川家との関係がうまくいかずに、
信濃へ退去することとなってしまいました。

2代目将軍の徳川秀忠は、
広島へ浅野長晟(ながあきら)を配置したのです。
古くから徳川家と信仰のある浅野家は、
家康の娘である振姫(ふりひめ)が長晟に嫁いでいて、
徳川家と姻戚関係がありました。

浅野氏によっても、城下はもちろん宮島、尾道、内陸部を含め、
商工業の利益により
広島が大きく発展するための基盤が整えられました。

毛利元就の甲冑

広島城にはそれぞれ城主となった三氏の展示があります。
お城のゆるキャラ「しろうニャさん」も探してみてください。

全部で五層になっていて
常設展示を見ながら天守閣まで辿り着くことができます。
階段は結構、急です。

私たちが天守閣に到着したときには
すでに閉館の時間となってしまいました。
上からの眺めの写真を撮りたかったのですが、夕日が反射してしまい
上手く撮れませんでした・・・。

急いでいたので・・・キレイに撮れませんでした・・・
肉眼ではとてもいい眺めでした

警備員に促されながら、そそくさと天守閣から下りました。

つづいて友人と広島城の魅力について語りながら、
二の丸の方へ行きました。

表御門

二の丸の表御門も見事でした。
天守閣と同様に国の重要文化財に指定されているそうです。
敵の襲来を防ぐための馬出として造られた二の丸は、
やはり原爆で焼失しましたが、平成6年に復元されました。
櫓の中は入って見学することもできます。

広島城跡は、犬の散歩をする人や
こどもを遊ばせている人など
地元の人の憩いの場となっているようで
穏やかな時間が流れていました。

今もなお広島の人々を静かに見守ってくれているお城なのでしょう。


DAY2最終地・・・広島東照宮


一通り城内を歩き回って、だいぶ陽も落ちかけていたので、
最後の目的地、「広島東照宮」へ急ぎました。

広島城から出て、めいぷるーぷに乗りたかったのですが、
いまいちバス停がよく分からなくなってしまい・・・
少しさまよって・・・
「縮景園前」というバス停があったので、
そこから「八丁堀」まで行き、路面電車に乗って
広島駅まで戻りました。

広島駅から東照宮まで歩けるかなと思っていたのですが、
おそらく疲れもあり・・・道に迷ってしまい、
結構寒くて耐えられなかったので、
タクシーを拾いました。

18:30頃。すでに真っ暗になっていたので、
写真も撮れないだろうな・・と思っていたのですが・・・

これ!

美しくライトアップされていました。
・・・そしてまた階段が・・・
今日は山や城やずっと昇り降りを繰り返しているので
さすがにきつい・・・!と思ったのですが
友人とここまで来たからにはと
謎の足搔きをしたくなり階段を登りました・・・・

ただ登りました、そして下りました。
しんどかったー!!完全に自己満です。

・・・ものすごい達成感・・・

広島東照宮について少し触れますと
東照宮だけにもちろん徳川家康公を祀った神社です。
広島藩主四代目の浅野光晟によって
広島城の鬼門(北東)の方向に当たる場所に造られました。

当時の大名の徳川家への忠実さがうかがえます。

東照宮というと日光が有名ですが、広島にもあるんですね。
穴場スポットかもしれません。


DAY2 ディナー「お好み村」

DAY2はだいぶ過酷でした。
これに付き合ってくれた友人には感謝しかありません。
本当にありがとう・・・。

「東照宮前」というバス停からまた「八丁堀」まで戻りました。

ディナーは「お好み村」!

「八昌」が美味しいと聞いていたのですが、
その日はお休みだったので、
4階の「厳島」に入ることにしました。

名前につられて・・・
「厳島デラックス」を注文しました!
ボリューミーで美味しかったです。
2人でシェアするのでちょうどいいくらいでした。

出来上がるまで目の前で焼いてくれるので
早く食べたくて仕方なかったです。

他のお店でも食べ比べをしたかったので
2軒目は2階の「ちいちゃん」に行きました。

まずは今日の達成感に乾杯!

1軒目は水だったのに
なぜ2軒目でビールにしたのか・・・自分でも謎

広島焼のチーズトッピングを頼んだところ
大量のチーズを乗せてくれました!
これは食べ応えあり!

お客さんは外国人も多くいましたが、
お好み村の方々は臆することなく対応していました。
インターナショナルで暖かい人ばかりのお好み村。

お腹も満たされたのでかなり眠くなってきました・・・。


DAY2 ふりかえり

お好み村からホテルまで徒歩10分程度なので、
腹ごなししながら21:00頃に帰り着きました。

少しだけホテルのウェルカムドリンクを楽しみました。
そこにあったのが「チー坊」の希釈タイプドリンク。
初めてその存在を知りました。
チチヤスの乳酸菌飲料です。

カルピスよりもっとクリーミーな感じで美味しかったです

専用カップも可愛くて部屋にも持って帰れました。

この日のフリーパス使用額は1,940円。
余裕で1枚分の値段を超えました。

DAY2は疲労感がすごくて、友人と語る間もなく
それぞれの部屋へ直行・・・
シャワー後すぐに眠りにつきました・・・
その後記憶がありません・・・

DAY3へとつづく・・・






















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?