鮭のムニエル

鮭のムニエルですが、昔ダニエルってお好み焼き屋が秋葉原にあったんですよ。

昭和の秋葉原には現在のように大量の飲食店がある訳でもなく、九十九電気の横にあったどんどん牛丼、やたら高い肉の万世、そして駅に併設さされていたアキハバラデパート近辺くらいでした。

どんどん牛丼など昼には行列が出来るくらいの昼メシ難民発生シークエンスで、並んでいる難民からは殺気立った早く食えオーラが発散されます。

あ、アキハバラデパートの外にあったバラックみたいな、いすゞラーメンなんかも懐かしいですね。

走れ走れの方ではない、いすゞのトラックです。

ここも後ろで並んでる人々からも狂気の早く食えオーラが発生しておりました。

そしてダニエルですが、そのアキハバラデパート1階に店を構えておりました。

売っているお好み焼きはやたらと安く、一つ200円台だったと思います。

確かベンチも設置されていて店内でも食べられた気がしましたが、お好み焼きは持ち帰りがメインでした。

お好み焼きのビジュアルはというと今のようなプラのパッカン容器ではなく、銀紙と紙に包まれた四角い代物です。

昼時は混んでいるので、ほとんどの人が立ち食いしていました。

そんで今時そんな物を出している店などないだろうと思っていたら、ありました。

これですよ、これ。

懐かしいなあ。

で、中身はというとこちらになります。

ほら、四角いんですよ。

皆これを立ちながら割り箸で食べたり、少しずつ銀紙から出して齧っていました。

よく調べてみるとその昔、川崎の駅ビルにダニエルの本店があり、そこで店員をしていた人が居酒屋を始め裏メニューとして復活しているそうなのです。

川崎といえば私もテリトリーとしていたので、小汚い駅ビル1階のお好み焼き屋がフラッシュバックしました。

あったわあった、確かにお好み焼き屋あった。

いつも親戚のオバちゃんが手土産で買ってきたわ。

食いに行きたいですが、この緊急事態でアルコールの提供が出来ないので絶望感に包まれています。

そんなダニエルのお好み焼きは川崎駅東口、岡田屋モアーズ7階の居酒屋若竹さんで食べられるそうです。

裏メニューだそうなので食べたい場合は店員さんに聞いて下さいね。

次は川崎駅ビル中2階にあったオオモリカレーの復活をお願いします。