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豆乳坦々麺


豆乳坦々麺ですが、在宅勤務だと晩飯作れるのが良いですね。

作れるどころか買い物にも行けます。


この坦々麺の坦々とは天秤棒という意味であり、道具を天秤棒に吊るして売り歩いたことから名付けられました。

スープを持ち歩くのは物凄くハードルが高いので、元来坦々麺は汁無しで提供されていた訳です。

そして本邦においては私の師匠である鉄人陳健一の御父上、陳健民が日本人向けに改良したものを紹介して日本全土に広がりました。


さて豆乳坦々麺ですが、これは嫁様が何かの本で見たもので、食べてみたいとダダABCをこねくり回したので急遽デッチ上げました。

要するにスープの水を半分豆乳にスリ変えただけです。

スープは白い缶でお馴染み、さしすせ創味のシャンタンDXと芝麻醤を使用しました。


ちなみに似たようなスープの素に、廣記商行が販売する味覇があります。

創味の白い缶に対し、廣記商行は赤い缶と呼ばれていますよね。


実はこの赤い缶、2015年4月から中身が白い缶へとスリ変わっているのです。

白い缶は1961年に創味が業務用として販売を開始しました。

そして、その白い缶を廣記商行が1981年に家庭用としてOEM販売したのが赤い缶なのです。

つまり業務用の白い缶と家庭用の赤い缶は中身が全く同じでも共存していた訳です。


しかし2014年、廣記商行はチューブ入りスープの素を独自開発し、味覇として勝手に売り出してしまいます。

これに激怒した創味は2015年3月をもって契約を解除、翌4月から白い缶を家庭用として販売開始しました。

対する廣記商行もスープの素を独自開発し、名称も味覇として再出発させます。


つまり2015年3月までの赤い缶は白い缶で、それ以降の赤い缶は別の物という事になりますね。

これが白い缶のCMにもあった「真実は白い缶」「55年目の新発売」というフレーズの真相です。


豆知識でした。


嫁様はいまだに味覇と呼びます。



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