見出し画像

俺にお酌をさせろ!

転職して早3週間。
少しずつ色々な事が見えてくる。
今の世の中の企業は、2種類の色に分かれるようである。
ブラックか、ホワイトか。ポケモンじゃないよ。

どんな色だったかは、ご想像にお任せする。。

時は令和。
私は間違いなく「令和」の人間なのだが、どっぷり「令和」に浸かれないのである。

先日。会社での飲み会があった。
皆さんは飲み会が好きだろうか?いくら嫌いな人でも1年に1回くらいは参加することがあるだろう。

飲み会がスタートし、乾杯!!お疲れ様です!!の前に、お酒を注がなくてはいけない。
令和のスタンダードは「自分のお酒は、自分で注ぐ」
これがルールのようである。
飲み会に参加している人は、このことに関して非常に気を張っている。
なぜなら、「ハラスメント」という必殺呪文が横行しているからである。
ドラクエで言ったら、「メラガイアー」であろうか。
しかもMPを全く消費しないのである。

そして、会が進行してくると徐々にオープンな展開になってくる。
私は、上司にお酌をしに行った。何を隠そう、私は飲み会が好きなのである。
そして、お酌をするのが好きなのである。
自分がお世話になっている人が自分のグラスにビールを注いでいるのを見ると、ソワソワするのである。
頼む、日本。「お酌」を積極的に推奨してくれ!!

すると上司、「いいねえ」と懐かしむように喜ぶ。飲み会で「お酌」で懐かしむ時代になってしまったのだ。
私は少数派なのか?実は、こんな考えを持っている人は令和人にもいるのではないか?
私はこれを「君たちはお酌が嫌なんでしょハラスメント」と呼んでいる。
無意識のうちに、私も令和の世界に取り込まれているようである。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?