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老いについて思うこと
年をとるのが怖い
人は誰しもが老いる。死に向かって老いてゆく。以前できていたことができなくなる。物忘れの頻度が高くなる。身体に無理がきかなくなる。不甲斐なさに失望しては諦めることを繰り返しながら、私たちは老いを受け入れていく。怖いのは、受け入れきれないほどの老いが訪れることだ。我慢できるうちはまだ良い。耐え難いほどの苦痛だったらどうしたらいいのか。それでも生きていくしかないのに。
綺麗でいたいけれど
若いときから美しいとはいえない容姿であった。が、美容にそれほど興味もなく、特に手をかけないまま年を重ねてきて、肌の不調が気になるようになってきた。乾燥するが故の吹き出物の数々や、年々大きくなる毛穴。鏡を見るのが嫌になる。シワやシミやたるみはまだないが、そのうち出てくるんだろう。手をかけたところで行き着く先はしわくちゃだと思うとあまり頑張る気がおきない。
若さと引き換えに得る
頑張るための気力体力がないので、ほどほどのところで諦めて開きなおることができる。仕方ないよね、できないんだから、と。知識と経験を使って、なるべく楽な方法を考えられるようになったのは、色々衰えていくからだ。より効率的なやり方を、より疲れないやり方を、より自分が心地良いやり方を探す。若さ故の瑞々しいパワーや、表面上の美しさはない。それにかわる武器を磨き続けるしかない。
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