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[2023.06.01] 将棋の話

藤井聡太竜王が最年少で七冠を達成した。

いま20歳だそうで、とんでもない才能の持ち主だと感嘆する。人生何周してるんだろう。

なにより、早くから将棋の道に進んだご本人と親御さんの判断力に感心する。


自分は将棋に詳しくない。

駒の動かし方と『二歩はダメ』というのは知っているが、穴熊だとか矢倉だとかの戦法については全くわからない。

自分が将棋に出会った頃はスマホなんか無かったので、対局するには現物の将棋盤を用意するかテレビゲームぐらいしかなかった。

今のように気軽に対局できる環境があれば、ひょっとしたら自分も凄い棋士になっていたのかもしれない。

…そんなワケないか。


ところで、ジャンプ+で連載している『バンオウ』という漫画がおもしろい。

バンオウ

ざっとあらすじを書くと、

300年生きる吸血鬼が主人公。
将棋を学び続けて強くなったが、吸血鬼だから日中の大会には出ずにネット将棋で“最強の棋士”として存在するだけだった。
しかし、ひょんなことから表舞台に出ていき…

といった感じ。

この漫画の一番のポイントは、『主人公がプロ棋士に対してリスペクトに溢れている』ということだろう。

300年生きているとか吸血鬼であるとかを誇ることなく、むしろ相手に対して『20年やそこらでこんなに強くなるのか』と敬意を表するほど。

他の登場人物も魅力的な人が多く、性格の悪い人はほとんどいない。

漫画としても、絵も上手いし話のテンポも早いので、今のところダレてはいない。

多くの人に読んでほしい作品だ。

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