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宇宙のおはなし

どんな形か
いつやってきて
いつ終わりが来るのか
見えないものが来たる時には
偉大さを称えてくれた

「貴方はいつも努力しています
私の何倍も頑張っています
こうして人々の目が届かない時でさえ
光を放ち続けているのですから」

闇を与え
熱を与え
多くを殺してしまいと嘆いた時には
救われたものも多いと教えてくれた

「私は貴方がいなければ
人々からは見えません
人から存在を認めてもらえないこと
それは死と同等なのですから」

それなのにそんな君が
本当は私を憎んでいると
不安になって
突き放した

「お前は私がいなくても
人の目に触れる事はできる
そしてお前と誓い合った
約束も言葉も全てが
この世は全が、偽りでできているんだ!」

支え愛しあい
喜びを分かち
友情を心から誓った
あの頃の空は
もう二度と見ることができないのだろうか
二つが一つとなり
同じ空に現れることができるのならば
この身をもって許しを乞う
そして心の底から
私の一部であり続ける君に
感謝と愛の輝きを捧げさせてはくれぬだろうか


あなたがこの詩を読む日が来るのを願って

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