本読みの記録(2017)

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記事

アメリカの属国として生きる国で〜『知ってはいけない』

◆矢部宏治著『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』 出版社:講談社 発売時期:2017年8月 戦後日本が何かにつけ米国に追従してきたことに関し...

商業主義の主流化にいかに対抗するか〜『メディア不信』

◆林香里著『メディア不信 何が問われているのか』 出版社:岩波書店 発売時期:2017年11月 誰もが自由に発信できるインターネットは新聞やテレビなど...

共感や寛容の精神の礎となる〜『ネガティブ・ケイパビリティ』

◆帚木蓬生著『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』 出版社:朝日新聞出版 発売時期:2017年4月 ネガティブ・ケイパビリティ。...

音楽に国境があった時代の物語〜『冷戦とクラシック』

◆中川右介著『冷戦とクラシック 音楽家たちの知られざる闘い』 出版社:NHK出版 発売時期:2017年7月 戦後のある時期、世界は二つの陣営に分断さ...

読むことと語り合うことによる発見〜『漱石漫談』

◆いとうせいこう、奥泉光著『漱石漫談』 出版社:河出書房新社 発売時期:2017年4月 いとうせいこうと奥泉光の文芸漫談シリーズ『文芸漫談 笑うブン...

ヒトの手が及ばない大自然のすがた〜『最後の辺境』

◆水越武著『最後の辺境 ──極北の森林、アフリカの氷河』 出版社:中央公論新社 発売時期:2017年7月 山岳氷河の聖地ともいえるカラコルムの大氷河...

社会学者の回答芸を読む〜『また身の下相談にお答えします』

◆上野千鶴子著『また身の下相談にお答えします』 出版社:朝日新聞出版 発売時期:2017年9月 新聞にはたいてい人生相談のコーナーが常設されています...

新聞記者の弾けた文体を楽しむ〜『仕方ない帝国』

◆高橋純子著『仕方ない帝国』 出版社:河出書房新社 発売時期:2017年10月 著者の執筆当時の肩書は朝日新聞の政治部次長。肩書とのギャップを感じさせ...

詩人がパフォーマーに近づくとき〜『対詩 2馬力』

◆谷川俊太郎、覚和歌子著『対詩 2馬力』 出版社:ナナロク社 発売時期:2017年10月 谷川俊太郎と覚和歌子による詩のキャッチボール。連句・連歌の伝...

予測不可能な未来に向けて〜『自由のこれから』

◆平野啓一郎著『自由のこれから』 出版社:KKベストセラーズ 発売時期:2017年6月 技術の進化は私たちの生活を便利にしてくれましたが、自分で選択...