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仮面のつぶやき

本当の自分をお探しですか。
大人になるに従って、見つけにくいものです。
何も恥じることはありませんよ。
余程のことがないかぎり、素顔のままで生きて行くには、勇気がいりますからね。
人は何かしらの仮面をつけて、思ってもない言葉を吐き、引きつった笑いをしながら自覚なく、自分を演じて生きているのです。

ほとんどの人がそうしていますから、罪悪感を感じる必要なんてないのです。
もちろん他人が見たって、それが本当のあなたか偽りかなんて、わかりはしませんよ。
だってその仮面は、目に見えないですからね。
安心して下さい。
これは、あなたに限ってのことではないので。

しかし、どうしたって自分にとっては、消せない違和感が残ってしまうようで。
何枚も仮面をつけると、そのような心情になるみたいですね。
ある人は、あまりにも悩みすぎて、数えきれない程の仮面をつけたけれど、重すぎたのでしょうか、俯いたまま顔をあげることが出来ませんでした。
彼は今いずこに、、、。
あまり、深刻にならないことです。

特に、新しい環境や人間関係の構築時に仮面を必要とされます。
人の悩みのほとんどが、対人関係ですから。
仮面でそれが解消されるのなら、いくらでもお使い下さい。

仮面は大事ですよ、と仮面は思います。
はい、自画自賛です。

本当の自分は、一体どこに、、、。
何て言われたら、気になりますよね。
仮面をつけるたびに、自分ではなくなっていくような
感覚は、複雑でしょう。
けれど、悪いことばかりでもないのです。
そうやって幾つもの仮面をつけると、臨機応変に仮面を付け替えれるようになっていく。
違和感なく、自然にです。

先程チラッと思ったのですが、実は本当の自分は
どこにもいなくて、生きて行く上で色んな事柄を経験し人間関係に揉まれながら学び、現れてくるもののような気がします。
要するに人は、生きている間は成長過程で人生の終わりに、本当の自分になる、、、ということでしょうか。
仮面の分際で、生意気を言いました。





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