我が子が不登校になってしまったら

まずは絶対に伝えたいことは、不安に駆られて情緒不安定にならないで欲しいです。なぜなら私がそうだったから。とても苦しい記憶、プラスにならない時間でした。

我が子が不登校になり始めたのは小学校2年生の終わり頃でした。シングルマザーとして必死に働いて、誰にも可哀想なんて言われたくなく、とにかく必死でした。熱が出ていても仕事して、結果肺炎を拗らせて長期休暇をとる事に。
我が子が急に学校に行きたくないと言い始めたのはそのすぐ後でした。

今思えば大好きなママが突然家に長い時間いる事で、寂しいとか言えるようになったのかなと思います。

不登校になる原因は人それぞれ

ちょっと前までは不登校=いじめみたいな印象があったかもしれません。でも実はずっと前から原因なんて人それぞれだったと思います。

問題は理由や原因を探る事ではなく、子供が話しやすい環境を作る事なんだと思います。もしいじめがきっかけだったらきっと恥ずかしくてすぐに言えない事もあると思う。でもいじめじゃなかったら、子供自身も戸惑っているはず。
だから、そのままでいていいんだよと全身で伝えて欲しいです。
多くの不登校になってしまった子供たちは『普通じゃない』と自分で行動範囲を狭めてしまうと思います。少なくとも我が子はそうでした。『普通じゃない』から昼間外に行けない。『普通じゃないから』学校の話を親戚とはしたくない。『普通じゃない』って誰が思わせたんだろう……私だ。

『学校へ行きなさい』、『どうして行けないの』、『みんな嫌だけど頑張って行ってるよ』
不登校になり初めの頃よく言っていた言葉たち。怒りながらだったり、諭すようにだったり、何気ない会話の中でも節々に滲ませてしまっていたこの言葉たちは、我が子に『あなたは普通じゃないんだよ』と伝えてしまっていたんだろうと思います。

あなたは普通で、違う選択をしただけ

それに気づいてからは、普通は何かを一緒に考えました。

普通とは『人を思いやって、大切にし、挨拶をしっかりする事』

それから少しして、我が子の口から『自分は普通じゃない』なんて言葉を言うことは無くなりました。

我が子が不登校になって約4年。いまだに問題だらけ、ストレスだらけ。でも我が子への愛情は薄れることは絶対に無く、一緒に前向きに歩んでいこうと思っています。

ここではあくまでも私の体験、私の解決法ではありますが、もしかしたら誰かの助けになるかもしれないと思い、これからちょこちょこ書いていこうと思います。


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