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自然体を求めて、地方へと拠点を移します

2014年6月、最低限の貯金とスーツケースを持って上京してきたあの日からもう8年が経ってしまった。絶対東京には住まないと思っていたのに「住めば都」という言葉通り、意外と住み心地が良くて、振り返ると8年で8箇所のシェアハウスに住んできたみたいです。

そんな関東での生活もひとまず今月で終わらせて、次は地元である香川に拠点を移し新しいスタートを切ることになりました。実は半年前くらいから地方に拠点を移すことは考えていたものの、引越し作業がめんどくさくてなかなか決めきれず。

そんなときに、以前応募していた瀬戸内芸術祭のスタッフの欠員が出たから「良かったらお願いできませんか?」と連絡が来たので、これは拠点を移すいい機会になると思って引っ越しを決めました。9月末から11月の頭くらいまでは小豆島で受付業務をすることになります。

わたしは10年先の目標とか将来の細かいビジョンを決めるのが苦手で、そのときいいなと思った直感に従って生きてきたタイプなので、今回も流れに身を任せてみようと思います。

今回拠点を移すことを決めたのは、自然体の自分で生きたいと思ったのも理由の一つです。東京や神奈川にいるとどうしても時間の流れるスピードが早く、生き急いでる人が多い。そのペースに巻き込まれて疲労感が少しずつ蓄積されているのを感じました。

仕事に追われて自分や周りを大切にできなかったり、無理している自分がいたと思います。

でも今年に入ってふと農業をしたいと思い、地方に住み込みで農業バイトをしに行ったら、そこで過ごすゆっくりした時間や毎日の些細なコミュニケーションでさえすごく満たされて。わたしが求めているのは自然の中で自分や周りと向き合いながらゆっくり過ごす時間なのかなと気づきました。

自然の中にいると心地が良くて、今まで周りに合わせて生きてきた自分を解放できたというか。自然体でいてもいいんだという安心感がありました。

小豆島の仕事が終わったらどうするのかは何も決めてなくて。もしかしたらまた関東に戻ってくるかもしれないし、香川と東京の二拠点生活をするかもしれないし、そのまま小豆島に居続けるかもしれないし、未来のことは何も決まっていません(笑)

その分不安もあるけど、人生という冒険を楽しみながら生きていけたらいいなと。今後は自然体をテーマに、いいと思ったものに素直に向き合いながらありのままの自分を大事にしていきたいと思います。


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