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海にて、心は裸になりたがる

僕はMr.Childrenが好きだ。

声優の曲ばかりを聴く僕が唯一好きなアーティストと呼べるアーティストだ、

先日のライブは最高だった。
だから今日はMr.Childrenの話をしたいと思う。
曲の考察的な話題。
間違っているかもしれないけど読んでくれたら嬉しいね。

海にて、心は裸になりたがる

アルバム『重力と呼吸』に収録。
最近の曲だけどライブでセトリ入りしていればめちゃくちゃ盛り上がる曲のひとつだ。
チンパンクラップが止まらない。


■ここから考察のお話

僕自身、この曲は好きだ。
初めて聴いた時、いい曲だなと思ったものだけど聞けば聞くほど奥が深い。

曲名の通り
「海(sea)を目の前にすると開放的な気持ちになるよね」
みたいな風に聴こえるけど実はそうじゃない。

結論から言うとこの曲は

今日のネット社会を野次った曲である。

じゃあどういう意味かというと…

(ネットの)海にて、心は裸になりたがる

ってことやね。

■歌詞の考察

ぼんやりただぼんやりと
海へと向かい心は走る
昨日あった嫌なことを
洗い流してきたい

今日のインターネット利用者の様子で歌詞は始まる。

そんな桜井さんは一日の始まりには
まずはネットニュースを観ることが日課だそうだ。

重箱の隅をつつく人
その揚げ足をとろうとしてる人
画面の表層に軽く触れて
似たような毒を吐く
沈みかけたオレンジ色の太陽を背にして
僕の影が砂浜で踊ってる

全部把握したつもりでいても
実は何も分かっていやしないよ
今心は裸になりたがっているよ
消極的なあなたにも
上から目線のあなたにも
ほら世界は確かに繋がっているよ

様々な人たちが”ある話題”に対して意見を出し合っている様子。
その話題でネットの住民は
実生活、現実を背にして踊るようにレスバトルでもしているのだろうか。

でもその話題の一部、上辺だけその場で知って
意見を出しているだけで知った気になっているだけ。

「消極的なあなた、上から目線のあなた」

うーんこれは………

典型的なJ民、Twitterのオタクですわ。


以上のことから
1番はTwitterとか匿名掲示板の住民を指しているんだろう。

生臭い海の匂いは
ロマンチックとは程遠いけど
デスクにいるより居心地が
良くてハイになる
冷静に自分を客観的にみる回路を外して
君の影も今僕と踊ってる

2番はInstagramのような気がしている。

例えば「話題の食べ物」だ。
インスタ映えするからといって買って写真を撮って食べずに捨てるというのが横行しているらしい。

生臭いという表現は的確だ。
胡散臭さみたいな風にも受け取れるから。
僕もインスタやってるんですけど
インスタ映えって胡散臭くないですか?
何か情報に踊らされているような気がして。

インスタ映えする画像はロマンチックであるけど
実際インスタ映えさせている現実はロマンチックとは程遠い。

デスク=実生活。
実生活にはない非日常感。
インスタ映え、自己啓示欲でハイになる。みたいな。

そんな画像を投稿する人とそれを見ていいねする人。
Instagramの中で人々は踊っている。

対照的と思っていても
実はあちこちが似ているよ
今心は裸になりたがっているよ
わがまま過ぎるあなたにも
自惚れが強いあなたにも
きっと世界はあなたに会いたがっているよ


嫌なやつだと考えていても
実はちょっぴり気になっているよ
今心は裸になりたがっているよ

可愛げのないあなたにも
注目されたいあなたにも
きっと世界はあなたに会いたがっているよ
今心は裸になりたがっているよ

1番の人間との比較。
陰キャ…(わがまま過ぎるあなた、可愛げのないあなた)
陽キャ(自惚れが強いあなた、注目されたいあなた)
住む世界は違えどお前ら同じようなことしてるし
そしてそんな世界も繋がっているしそんな人たちがいる世界が好きだよ的な。

歌詞の洗い出しオワオワリ。
2番のサビはもう少し深く考察出来そうな気もする。

歌詞の考察を今一度しなおしてて思ったけど
やっぱりこの曲は最初に書いた通り桜井さんがネットサーフィンしてて
気になったことを描き洗い出した現代のネット社会の曲なんだろうなぁ。
って思ったけどどうなんだろうね?
ここまで書いたけど全然違うからってなったらそれはそれはでちょっと恥ずかしいかも~!w

終わり。