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【連載その2】小学2年生の「Youtubeやりたい!」〜はじめてよかったことの数々〜

前回の記事の続編です。
こちらのマガジンに今後の連載も投稿していきます。こどものYouTube発信に興味のある方はフォローしてみてください☆

YouTubeをはじめてよかったこと(続き)

今回は「YouTubeはじめてよかったこと」の4)から書いていこうと思います。

1)収録の時間は、娘だけに全集中できる
2)受信側から発信側へ「視点と意識」が逆転する
3)親子の対話が増える
4)気づいているようで気づいていなかったこどもの力を発見できる
5)こどもがTHIS IS ME!と伸び伸び表現できる場所をつくれる
6)習い事のようにお金をかけずに表現力・才能を伸ばせる
7)こどもの頃からアーティスト、クリエーターを名乗れるってすごい!

YouTubeをはじめてよかったこと(2023年6月8日時点) KORO×KORO&ろっぺん

4)気づいているようで気づいていなかったこどもの力を発見できる

娘、KORO×KORO(小学2年生です)なんですが、絵本の読み聞かせの「収録」をしてみるまで、ここまで場面に応じた情緒的な表現を、即座にできるくらい「先読み」できるようになっているとは知りませんでした。

今思えば、カラオケではADOの「うっせえわ」とか、まあまあ読みづらい言葉がハイスピードで連投される曲でも全く動じることなく歌っていたんですが(笑)、覚えている歌詞が半分くらいでも歌えたのは、この「先読み力」「想像力」に裏付けされていたわけです。

正直、あの歌詞をはじめて見たとき、想定外の言葉が次々と飛び出してくるので「読みづらいわ!!」と私は思ってしまったのですが(笑)、こどもの柔軟性、適応力ってホントすごいな〜!って感心してしまいます。

全然関係ないですけど、ADOの「うっせえわ」って、チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」に似てるよね?って思うんですけど、私だけでしょうか。娘は笑いながらどっちも歌っています。(今調べたらオマージュでは?という投稿もちらほら見かけました。)

で、ここについては、KORO×KOROの「学校での様子」をお伝えしてみようと思います。

KORO×KOROの国語の教科書の音読のひどさったら・・・(笑)

KORO×KOROの小学校では、1年生のときから「音読」の宿題が出ています。でも、そりゃもう、やる気のない音読しか聞かせてくれませんでした(笑)

◎未だ化石のような国語の教科書に絶句・・・(※あくまで個人的見解です)

小学校に入ってびっくりしたのは、小学校(公立です)の国語の教科書って、昭和世代の私たちがつかっていた頃と、ほとんど中身が変わっていません。

ここはガラパゴス島か?!みたいな・・・。

たしかに「名作」といわれるすばらしい作品もあると思います。だけど、日本という国が、真剣に日本のこどもたちの「国語力」「表現力」「創造性」これを身につけさせようと思ってくれているのなら、こどもたちが放っておいても夢中になってしまうような、魅力的なコンテンツを発掘して差し替えていく勇気も、ときには必要じゃない?って思うんですよね。

1年生のときは「面白おかしく読んでみたら?」とか、いろいろ入れ知恵をしてみたこともありました。でも、そもそもコンテンツが面白くないので、どんなにこどもの想像力、クリエイティビティを投じたところで限界があります。だから、ここだけの話、音読の宿題はかなり適当です(つまり、ほとんどやっていません笑)。

授業参観に行ったときも、KORO×KOROは、驚くほど小さい声でしか読んでいませんでした。もちろんたくさんの親御さんが見ていたから、ってこともあるかもしれませんが、どうも、それだけではないようです(本人談)

昭和、平成、もう令和だというのに、国語の教科書からはそういう気概がまったく感じられない・・・。それが、今の娘の小学校で用いられている、化石のような国語の教科書たちです。

◎その一方で、びっくりするくらい国語の時間は多い

おそらく私たちがこどものころの2倍はやってます。だけど、時間を増やすことは解決方法になるのか?って正直思ってしまう。

もちろん、日本の国語の授業は、良いところもたくさんあると思います。だけど、これほどまでにコドモゴコロをくすぐらないコンテンツの山を放置していていいのかなって。

◎学校教育の根本課題って何だろう?

たとえば、課題がこどもたちの集中力がないことではなく、コンテンツがツマラナイことなんだとしたら、国語教育の解決方法だって根本から見直さなければならないはずです。「課題の定義」が間違っていたら、今やっている解決方策のほとんどが意味がないってことになります(笑)

とはいえ、私は学校の現場を終始見ているわけではないし、言うは易し、行うは難しなので、関係者の方がいらしたら、どうか気を悪くなさらないでください・・・

とにもかくにも、これだけ魅力的なコンテンツが溢れている時代に、この教科書たちでこどもたちの興味・関心をひきつづける授業をすることの方が、超絶・ムズカシイでしょ!と思うので、先生たちのご苦労をお察しします。

5)こどもがTHIS IS ME!と伸び伸び表現できる場所をつくれる

最近は、公立の小学校でも自分の意見を発表する機会をたくさん持たせようとカリキュラムが組まれているようです。こどもたちもバカじゃありませんから、みんなから注目されたり、評価してもらえるように「演じられる」子もいる一方で、(それはちょっと・・・)って後ろ向きになってしまう子もいます。

KORO×KOROはというと、意外に思われるかもしれませんが、後者です(笑)少なくとも「学校」という場所では。

お子さんの性格にもよるかもしれませんけど、学校っていうのは、まあまあ特殊な場所です。そこで自分らしく表現できる子が限られてしまうのは、いたし方ないよな〜って思います(私も学校で伸び伸びできる人ではなかったので)

◎学校で見せている姿だけが「ホントウ」ではないから

教科書の朗読とはまったく違う、彼女の「表現力のタネ」を発見できたという意味でも、KORO×KOROはYouTubeで発信をはじめて良かった!って思っています。まだ、始めたばかりですけど、日々発見があるし、どの動画がたくさん見てもらえてるのかな〜、なんてところも一緒に見たりもしています。

学校という特殊な場所で、たまたまできなかった、やりづらかっただけで「自信」まで失ってしまうのは、長い目で人生を見ても、すっごくもったいない損失になってしまうと思います。子ども時代に培われた、苦手意識やコンプレックスって想像以上にパワーがあるし、それを大きくなってからアップデートするのは、まあまあ大変ですから。

なので、YouTubeに限らず、こういったSNSのプラットフォームを自分らしく表現できる可能性のある場所のひとつとして、選択肢にいれるのはアリじゃないかな?って今のところ私は思っています。

だからといって、これがいいんだから!と無理やりやらせるものではありません。あくまで選択肢のひとつとして、可能性があるかもしれない、ということです。実際にやるかどうかを決めるときは、ぜひ親子の対話を大切にして決めていってください。その時間も宝物になりますから。

6)習い事のようにお金をかけずに表現力・才能を伸ばせる

今は、たくさん習い事をしているお子さんも多いですよね。こどものうちに才能を発見して伸ばしたい、自分らしく表現する力を見つけたい、そのことが、その先の人生を左右すると思っている親御さんがとっても多いのだと思います。

とはいえ、習い事だって「時間」と「お金」はかかりますし、今は働いているお母さんも多いから、休日のほとんどが習い事で終了・・・だと「余暇」を楽しむゆとりがなくなってしまいますよね。案外その選択って、悩ましくありませんか?(私たち親子は、取捨選択に悩みました)

◎やればやるほど可能性が広がるのはホントウか?

一見、たくさんやればやるほど可能性が広がるように思える習い事。でも、こどもも大人も「リソース」は有限です。本当に「身につける」「磨く」ためには「やらない」選択が大事になってくるときも必ず来ます。それこそプロになっている人たちは、かなり早いタイミングで「やらないこと」を決めてリソースを集中しています。

◎「やる」ことを決めるより「やらないこと」を決める方が実は難しい

KORO×KOROは今はお絵描きと絵本をはじめてみたばかりですが、今後のコンテンツがどうなっていくかはわかりません。基本、なんでもやってみたらいいよ!の精神ですが、「やる」も「やらない」も自由度が高いからこそ、良い意味で「やらない選択」を決める日がくるかもしれません。でも、それもまた成長の証として歓迎できたらいいなって思っています。

7)こどもの時からアーティスト、クリエーターを名乗れるってすごい!

学校や、グループでの習い事のように「みんながいる前で」思い切り堂々と表現できる子もいれば、そうでない子もいます。

でも、安心して表現できる、機会と場所さえあれば、こどもたちは私たちオトナが思っている以上に、自分らしさ全開で、伸び伸び表現していくものだし、習い事とは違った形で、お子さんひとりひとりにあった「オリジナルの表現世界」を探究できるかもしれないってことを、私はむしろKORO×KOROに教えてもらっている側なんですよね。

しかもこどものうちからアーティスト、クリエーターを名乗れるなんて、すごくないですか?私たちがこどもの頃は想像もできない世界でした。そう思ったら、なんてワクワクする世界になったんだろう!って思います。

私は起業家さん、経営者さんのビジネス周りで必要なライティングをお手伝いしているのですが、自分に合わない方法でつまづいてしまったり、自信を失ってしまう人はすごく多いです。私も散々経験してきましたが(笑)

でも、たまたまそれが合わなかっただけってことは全然あるし、自分らしい「発信スタイル」を確立できれば、水を得たように伸び伸び表現できるようになったりします。どんなスタイルが自分に合っているか?それを発見するヒントを掴めるように、とつくったのが「漬けもので例えるあなたの才能診断」という無料WEB診断です(笑)

私は、YouTube発信をはじめた娘の姿を見て「やっぱりそうだよね!」と確信が深まったというか、彼女の表現にものすごく勇気づけられているのは、むしろ私の方かもしれません。そうだよね!できるよね!って。

そうはいってもスタートを切るにあたって大切なこと。

私たち親子もはじめたばかりですけど、まずはこれでやってみようか?と、スタートを比較的スムーズに切れたのは

・周りに相談できる人がいた
・各種SNSをやってみた人の情報や見立てがあった。
・応援してくれる人がいる

この3つはめちゃくちゃ大きかったです。もともと私はメルマガが一番心地よい人で、SNSオタクではないですから(笑)

YouTubeを選択した理由

それから、YouTubeを選択したのも理由があります。今はTikTokとかYouTubeもショート動画がすごく人気だし、Instagramもリールとか動画が大量にアップされています。

秒で惹きつけるキャッチーな訴求力は、ショート動画だから磨かれるという側面もあるし、こどもたちにも大人気です。でも、お子さんがショート動画を見ているときを観察しているとわかると思うのですが、面白くなければ1秒もかからずどんどんスクロールしていきますよね。
ショート動画は、超・超・消費型のコンテンツなのです。

ショート動画をたまに織り交ぜるのならいいけれど、こればかりをやってしまうと、反応に反応させられすぎてしまう、表現する楽しさを感じる前に疲弊するリスクが高いと思いました。

◎面白い・刺さるショート動画の裏側

文章もそうなんですけど「刺さるキャッチ」を決めるために、コピーライターは、びっくりするぐらいの大量のネタだしをします。で、ショート動画も本質的にはこれと同じだと思いました。

娘が「ママ、これ見て〜!」と言ってくる面白いショート動画を発信している人たちをよ〜く見ていくと、長尺も全然できるくらい、練りあげられたコンテンツの土台を大量に持っている人がほとんどです。膨大な素材の中から「キラリと光るもの」だけを絞り込んでいるから、刺さるショートになっているのです。

一発当てるだけなら、数打ちゃ当たる・・・?かもしれませんが(笑)、ショート動画といえど、継続的に質の良いコンテンツを出し続けられる人は、やはりコンテンツの素地、土台がしっかりある人たちばかりだな〜って思いました。

目指す目的地がどこなのか?にもよりますが、私はせっかくはじめるのであれば、永く、楽しく、底力になる表現力を磨いていってほしいと思っています。なので、瞬間的な「反応」だけにとらわれずに、コンテンツを積み重ねていけたらいいな〜って思っています。

◎そうはいっても、「やってみたい!」「面白そう!」も取り入れちゃおう♡

とはいえ、KORO×KOROもYouTubeショートにめっちゃ憧れていたので、やってみました!「おいしいおと」の絵本に登場するウインナーかじる音/りんごのシャキシャキ音のASMRを撮ってみたり

YouTubeのアプリで撮ったのですが、思っていた以上に一発勝負!の収録は難しかったです(笑)
娘はウィンナーの収録だけでお腹いっぱいになってしまいました・・・

◎あるショート動画が数時間で再生回数200回に(驚)

Googleがショートの露出に力をいれてるからなのか、LINEスタンプメイキングの興味関心が高かったのか、それともこの絵が割とキャッチーだったからなのか(笑)

でも"推しの子のアイ"を手描きしている動画も111回再生されてます。
(こっちは最初は全然再生回数が増えず、ジワジワです)

まだわからないけど、興味深いですね。もうちょっとアップを続けてみようと思います。

◎どんな人たちと出会いたいか?も大事

YouTubeを選択した理由のもうひとつは、「どんな人たちと出会いたいか?」で決めました。娘は一緒にお絵描きを楽しめる人たちや、読み聞かせを純粋に楽しんでくださる人たちがいたら嬉しい、という気持ちではじめています。なので、そういう人たちと出会うとしたら、どこがいいだろう?と考えてYouTubeを選択しています。

誰でもハジメテは不安で、続けるのが一番ムズカシイので。

こどもでも、大人でも、「はじめて」が不安なのはいっしょ。
続けることが一番ムズカシイのもいっしょ(笑) 

そういう時にちょっと相談できる人がいたり、いっしょに頑張れる人がいると安心して進めるんじゃないでしょうか。

KORO×KOROのYouTubeは、英語が堪能なさいちゃんにタイトルプロデュースしてもらいました。

しかも、さいちゃんは、私がnoteで案内するより先にYoutubeの更新を発見して、紹介記事を書いて応援してくれたことも(驚)この瞬発力、応援力、拡散力は私にはないので、本当に心強いです。

自分たちの個性、特性にあった表現スタイルを確立していく

ちなみに私はというと、ひとつを掘り下げる方が得意で、複数のメディア発信を同時進行、並行させるのはやっぱり苦手だわ〜という確信を深めています(苦笑)

私がずっとやってきた発信はメルマガやステップメールが中心です。
ここに最近 2) noteと3)YouTubeが加わりました。でも3つやったら、もう頭がいっぱいです。
先日、ふと思い立って 4) Twitterも再開してみようかと思ったけど、noteに機能があるにもかかわらず、ほぼ毎回すっぽ抜けてます。3つやったらそれ以上は忘れてしまう、カルガモのような頭なのです(今回は忘れずにできるかなぁ・・・)

子供も大人も、それぞれ個性も強みも違います。発信が続かなくなるときって、純粋なスランプということもあるけれど、外に意識が向きすぎて、自分に向いていないことや、できないことを無理に頑張ってしまうときに起こったりもします。もちろん表現力を磨くという「向上心」は大事ですけど、自分に「ない」ところや「不足」ばかりを見てしまうと、不安になるし、足元がぐらついてしまいます。

ここってちょっとむずかしいところではあるのですが、どんなにすごい実績や成果を持っていても、自分のココロが望んでいる未来の延長線上にない場所を憧れや目標にしないことも大事なことです。

向上心はもちつつ、「憧れない勇気」を持とう

有名なお話に、ウサギとカメの話がありますよね。あれって、お話の中では同じゴールを目指していますが、私はそもそも、ウサギとカメって、そもそも目指したいゴール地点からして違うよねぇ?って思ってるんです(笑)

カメはうさぎを見ていません

ゴールが違えば、戦略も戦術も変わってきます。私はどう考えてもカメタイプ(笑)ちなみに、娘のKORO×KOROは一見ウサギっぽくも見えるのですが、地道に突き詰めていく、カメ気質もわりと強めです。

仮に、KORO×KOROが「カメ」だったとします。
彼女が目指すところに向かうのに、この場面では「ウサギ」の能力が絶対必要だ!となったらどうするか。

カメがウサギのように飛ぶのは絶対無理ゲーなので、理想はあきらめること(笑)こういうときは、ウサギさんを頼った方がいいのです。
だから、人脈やご縁ってものすごく大事。逆にウサギさんから「カメ力が必要なの!」ってお願いされたら、全力で力になりましょう。

こどものうちは柔軟なので、伸ばせる可能性は確かにゼロではないけれど、生き死にに関わるものでないのなら、時にあきらめる選択も大事になると思います。習い事の話でも書きましたが、時間というリソースは有限ですから。

それと、こどもも大人も、自分が目指したい地点(ゴール)はどこなのか?が、最初からドンピシャで決まることはないと思います。それから資質についても私のこどもだからカメでしょ、と決めつけるのも違います。

なので、ひとまず仮決めして進んでみながら、本人の特性にあわせてゴールも進み方もチューニングしていくしかないし、その道のりをいかに親子で楽しむかが鍵じゃないかな〜って思うんですよね。

しあわせなコンテンツ発信のあり方

どんなプラットフォームを選ぶにしても、しあわせなコンテンツ発信って

・安心して表現できる土台を整え
・個性、ストーリー、キャラで独自性を醸し
・濃いファンと心地よい関係をつくり
・心地よいペースで発信して
・会うべき人、会いたい人たちに出会える
・目の前の人の笑顔や喜びに貢献できて、自己実現も叶う

しあわせなコンテンツ発信のあり方 by KORO×KORO&ろっぺん

そういう状態をつくれることが一番幸せだと思うし、これは大人も子供も同じかなって思います。

というわけで、2つの投稿で15000字超えてしまいました(笑)

めちゃくちゃ長文になってしまいましたが、これからお子さんの発信を応援してみたいな〜と思われる方や、すでにはじめておられる方のご参考になったら幸いです。
こどものコンテンツ発信についてと銘打ってますが、本質的には大人も一緒です(笑)

KORO×KORO&ろっぺんに聞いてみたいこと、手伝って欲しいことがあったら、コメントやメッセージをお寄せください^^

続編を楽しみにしていただけたら嬉しいです♪

KORO×KORO&ろっぺん

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