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オンライン化への希望と、疲れと、目的。

じゆうな創作ルーム「Art education」という図工室や、ぬり絵講座などを、月単位ですが周りの力もお借りして開催してきました。
現在は密室密接を避けお休みしていますが、オンラインで代わりが出来ないか?という声もあり、何度か考えました。
出来ます。アイデアはわきます。
ただ、今オンラインにしてやる意味が個人的にあまり感じられず(今までオンラインの良さも沢山経験してきたからこそ)
リアルで対面できる良さが際立ってきます。

改めて「相手の手元」から、かなりの情報を得てきたのだなと気づきました。言葉にならない想いを汲みとることを、知らぬ間にいつもやっていたのだなぁと。

また創作ルームに限っては、こちらを始めた目的は託児に近いのです。
主に学校へ行かない我が子達への「家で有り余るエネルギーの発散場所」
「家庭ではない親子ではない他の関わり」の提供があり、私が割り切れるため、精神面が保たれる理由からもありました。

そのため今、自宅から誰かに何か場の提供を私が主体ですることは、誰かの役には立てるかもしれなくても、私は疲弊するだろう。
親がパソコンに向かって提供することは逆に我が子たちには分かりづらいだろう。(学校行ってないけどPTA役員で学校に行く感覚になんとなく似ている)
リアルでは3時間開いていたけど、オンラインなら1時間で飽きるだろう(笑)
必ず預けて開催していた3歳児もいつも膝にいるしね( ̄▽ ̄)
という事で今は本末転倒にならぬよう家庭優先です。

目的や環境は違えど、先生方が授業をオンラインに切り替えづらいとすればこういう部分じゃないかと思います。やはり託児要素も大きかったし、先生方も切ないはず。

オンラインにして、今までのように授業で単純に1日中繋いでいたら電波疲れするし家にいながら縛られてしまう。
となれば自学習前提のやりとりに切り替える必要があるし、そもそも根本的に学び方を変える必要があるし、
家庭の価値観も変えてゆく必要があるし、、

子どもにとって学びって?を考えはじめるともう、
きっとその変化に追いつかないかもしれない。
変化は疲れます。全ての先生や親に適応せよ!ってそれも逆の同調圧力になりかねない。

だからこそ、長期的な計画として根本から変えるには、まさに今はチャンスでもあり、頑張ってくれていると思います。
パソコン環境があるかのアンケートはあちこちの地域で来始めてますね。
これを機に「学校早く動いてほしい、できるはずなんだから」ではなく、
子ども主体の学びとは何か、家庭も共に考える、トライ&エラーのチャンスでもありますね。

今、大人がオンラインでの交流に慣れはじめた家庭も多いだろうし、お子さんの学びのカスタマイズを自然に始めている家庭もいるはずです。
そして家では抱えきれない負担があるならば、それもまた切り分けてゆく時。

託児がダメなのではなく、目的がどこにあるのかは家庭ごと違うということ。
専業主婦だから子ども見て当たり前、ではない〜!のと同じ。家で家族でじっとしていたら誰だってストレスたまります。

創作ルームは、通っていてくれたお友達と話はしたいけど、だからこそ今は「創作が目的」ではなく、繋がりたい子ども達なりの気持ちで繋がるようにとは感じ、動いています。
今大人がそうであるように目的は風穴。コミュニケーション。
結果的に創作場になるかもしれない。それは子ども次第でいい。

また改めて私ができることは、
小さな子や発達特性を持つ子の母として日々が全く落ち着かない、家庭内トラブルもある中で、
やりたいけど出来ないこともたくさんあるんだけど、
ただ楽観的ではなく「それでいい」と言うこと。

今までゆっくり築いてきた信頼関係、小さなコミュニティに救われています。
周りに支えられ、家族との向き合う時間を、今こそ
より味わうこと。
その上で子どもたちの環境を整えていくこと。
サポートすること。そのためにオンラインを使うこと。
その想いや変化を、水面下でいいからアウトプットすること。
それに尽きるなと感じています。

非常事態を自覚して、まずは労わっていこう(^.^)

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