不器用になることの一つの恩恵は?
ものの根っこです。
早速、質問です。
あなたは自分のことを器用な人間と思いますか?
不器用と思いますか?
器用と不器用でよく言うのは手先が器用とか不器用とか。
細かい作業云々の話ですね。
今日話すのはこれではないです。
器用=要領がいい、に対して
不器用=要領が悪い、
どっちが良いと思いますか?
という話です。
なので、さっきの質問を言い換えると、
あなたは要領は良い方ですか?
ビジネス的に言うと、
ポイントを分かってますか?
ということですね。
例えば、パン屋で買うパンを
現地直送特製夕張メロンパンと
自家製メロンパンの2つで迷ったとします。
この2つのメロンパンを何かしらの
情報で調べて決めるのがここでは
要領がいい器用な人とします。
一方、勘で買って思いもよらない
結果を招くのを要領が悪い不器用な人とします。
あなたはどっちですか?
あるいはどっちになっておきたいですか?
ここで重要なのは、
今のところ無意識にどちらかが
試行されてるってことで、
これに3つ目の選択肢を持つことが研究的なモノの見方に近づくことに繋がり、あなたの思考の大きな恩恵になるんじゃないかってことが
今回の話の本筋なんですよね☆
話を戻すと、
3つ目の考え方って一体何なの?
それは、
「調べてみて、現地直送メロンパンが
良いとわかった上で、あえて両方買う、
もしくはあえて自家製メロンパンを
買ってみる」
”冒険”とよくいいますよね。
あえて=意識的に、ってことで
冒険をすると、
この冒険って、結果がしっかり
記憶として残ってますよね?
これは意図的に行動したためです。
つまり意識的に身体を張った体験をしているわけです。
この思考は、不器用であることを
自覚している人がとる行動と類似していて、
「分からないなら意識的にやってみる。」
これは研究思考の考え方に限りなく近くて、
あえて「不器用にやる」
結果的に、賢い個人、経験値の高い
個人になっていくことになります。
研究なんかは、意図的に事実確認の
ために実験をよくします。
狙っての行動です。
ということでまとめると、
「要領がいい器用な人は、賢い人間
であれば絶対に陥らない困難な状況に
遭遇してもうまく切り抜けられる人」
器用な人は、つまり「何とかなる人」です。
一方、不器用にやる人は、
「要領の良い人が気が付かないことも経験し、
実践、熟考を経て良い決断をできる人」と言えます。
つまり「何とでもできる人」です。
不器用になることの一つの恩恵は、
「不器用という意識・自覚があれば、結果的に知恵のある行動を選択出来る人になっていく」
それでは良い週末をお過ごし下さい☆
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