リアルに会うことの共振と化学反応の効能、効用

フィールドを毎瞬、色とりどりにクリエイトする皆さま、こんにちは。

今回は、stay homeのネット中心の毎日とは、真逆の話になりますが、

音の振動の話と人にリアル出会うことについての効能、効用の話をしたいと思います。

音楽をやっていると、振動とか共振の作用について、考えざるを得なくなりました。

そんな中、物にも人にも全て固有振動数があるという事実と、

ギターの弦を隣り合わせに置いて、片方の弦だけ弾くと、鳴っていなかった方の弦が共振して、鳴り始めるということが、感覚の中で、繋がり始めました。

人も物も、全ては振動していて共振する、ということを
頭ではなく、感覚として理解し始めたという感じです。

なので、人が人と会うということは、実はすごい作用が起こっていることだと思うようになりました。

過日、ずっと会いたかった方に会えた時のことです。

その方は、世界的なベストセラー作家さんで、
ずっと本も好きで読んでいて、
セミナーのコースを取っていろいろな勉強もさせてもらったりしていて、
一度お会いできたら、本でも動画でも助けられてきたので、お礼を伝えたいと思っていました。

20年以上本も読んでいたので、
音声セミナーも受けていたし、
およそ、こんな方だろう、と思い描いた像がありました。

そして、思いもかけず、ご本人の講演会があることを知り、お会いでき、
直接、お礼も伝えることができました。

でも、なんと！！

ほんとに、驚いたことは、

あんなにいつも、動画音声を見たり、聞いていて、
本も読んでいたけれど、

20年読んだり、聞いたりするより、
一回会うだけで、その方を知ることができることの驚き。

まさに、百聞は一見にしかず！

その方のお話や、考え方に共感して、
学びたいな、とずっと読んだり聞いたりしていましたが、

その方は、実際お会いしてみると、
とんでもないスピード感にあふれた方でした。

よく考えたら、世界的ベストセラー作家さんなので、それはそうなのでしょうが、、、。

例えばわたしが、止まるくらいのスピードで地面を歩いているとしたら、

その方は、宇宙を飛ぶシャトルの上に乗っていて、
宇宙のシャトルのスピードで風を受けている程のスピード感をまとっている方だった、ということでした。

ほんとに、こちらが受ける、波動みたいなスピード感がすごかったのです。

早くて。

これは衝撃的でした。

わたしは、こんなとんでもないスピードの人を追いかけていたのか、、、と。

それは、わたしがこの人の話を聞いて勉強しても上手くいくはずないよね(^◇^;)

という感じで、それに気づきました(^^;;

悪い意味ではなく、
自分は、もっとのんびり休みながら楽しんでいろいろやりたい人間なんだ、ということに気づいたのです。

よく言われる、

「人生を幸せに歩くためには、自分を知ることだ」

ということを遅ればせながら、改めて知った日でした(^◇^;)

とはいえ、
世界を相手に全力で走る人はこんなスピード感なのか、
と、肌で感じさせていただいたのは、とても財産になりました。

また、その方の容姿は動画で拝見していましたが、実際お会いしてみると、
なんともキラキラしていて、目で見る実物より
ご本人から放たれる何かがとても感動的で、
ほんとに素敵な方だ、と思いました^_^

目には見えないのですが、
感じ取れる何かに、とても感動し、
それに自分でも驚いた感じです。

これが、共振の化学反応だと思います。

また、
よく、声楽の世界では、
100回の説明を聞くより、一回のレッスン、

というのがあり、

歌をやりたいなら、

本を読んだり、何かで一人で勉強するなら、
一回でいいので、歌を専門で勉強した人にレッスンを受けた方が、
マイクなしで身体を使って声を出す、
ということなど、いっぺんで体感できる、ということがあります。

ギターの弦が、鳴らしていない弦と同じ音で共振するように、

なりたい目標があるのなら、
そこへ行くとか、
会えるなら会いにいくとか、

同じステージに立ってみるとか、
(そこで本番をやるのではなく、ただ、会場に立ってみる、ということです)

その地に行くとかで、そのものを早く理解できるようになります。

そういう体感、感動こそが共振を生み、

目標に近づいたり、

わたしのように、本来の自分の望みの場所ではないことを知ることができるので、

リアルはやっぱり、自分への落とし込みがすごいと思います。

その点、今、インターネットの繋がりがこれからのトレンドのように言われていますが、

コロナが落ちついた暁には、

やっぱりリアルに赴いて、感動の振動との対比を感じることが、自分の中の世界を広げることになると思います。

例えば、オーケストラなどを動画で
いくらいい音で聴いても、

弦楽器が音で空気を震わせ、
ビリビリと会場の空気が振動して、回り込んできて、身体を包む感じ、

指揮棒を振り上げた瞬間の息づかいと、
緊張感と、演奏者たちの高揚感が音に乗って、
ゾクゾクして、こちらまで届く感じ、

それはなかなか伝わりません。

リアルの感動です。

個人の固有振動数が混ざり合って、一緒に共振します。

心が揺れます。
感動します。

リアルの人と人の出会い、

会話がなくても、近くで見るだけでも、
放たれる振動がこちらにもギターの弦が共振するように、伝わり、共振しますので

一気に気づきも広がります。

学校では今、オンライン授業が始まり、
これからの中心になっていくかも、と言われています。

すでにインターネットの高校はありますが、
それを最初から選んでいる生徒さんにはとてもいいと思います。

ただ、全日制で毎日学校に行っていたタイプの生徒さんに、
制服まで着せて、パソコンや携帯電話の前に、何時間も座らせるオンライン授業は、

ナンセンスだと思います(^◇^;)

わたしが学生だったら、絶対退屈で、嫌です(^◇^;)

ほんとに面白いその道の先達の講座を、集中して短期間オンラインでやるとか、
学ぶ楽しさを知ることができるなら、
本当に素晴らしいツールになると思います。

でも、今の学校もオンライン授業も、ダラダラと長過ぎることや、
面白い授業について、真剣に考えられていないことが、
問題だと思います。

学校は週3日、
時間は2時まで。

勉強したい人はいくらでも。笑笑

希望（≧∇≦）

先生をやっていて思うことは、リアルに、感動を伝えてくれる生徒さんが大好きな先生は沢山いる、ということです。

ただ働きみたいな中で、
本当に生徒さんと触れ合うことが喜びで、人生をかけている先生方が、ほんとに沢山いて、頭が下がります。

(わたしは働き方が違うので、「私、我」を捨てた、公僕としてのフルでの働き方をされている先生方の真似はできない、と尊敬しています。)

学校には、行きたくないことがあれば、行かなくていい。
ネットでいい。

でも、人との出会いの振動の化学反応は、
自分でも思いもかけない面白い道を自分に示すことがあります。

学校じゃなくても、
ライブハウスでも、
美味しい食堂でも、
ステージでも、
美術館でも、ぜひ、

人と話さなくても、
感覚的に、
舌で味を、
身体で音を、
空間を身体で、、、

stay homeが明けた暁には、いろんなリアルの対比を楽しめるといいですね^ ^

共振の化学反応の楽しみが沢山起こりますように。

リアルに会うことの共振と化学反応の話でした。

ありがとうございました。

戸張碧月