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何十年も前の中学生だった頃、ミュージカル映画が流行っていた。「コーラスライン」や「フット・ルース」「フラッシュ・ダンス」…。その中で、ブロードウェイミュージカルの超ロングランヒットの「キャッツ」は映画化されていなかった。
その「キャッツ」の中の、最も有名で、美しいナンバー「メモリー」は、街の有線やラジオ、あらゆるところから流れていて、とにかく大好きな曲だった。
ブロードウェイでは、こんなに長いことロングランになるミュージカルはなくて、
みんな猫になって、それは美しい歌の数々とともに、街の街頭の下の猫の社会が、ネオンと共に、歌と踊りで表現されている。。。
ダンスや歌で、ステージに立つことを夢見た人たちが、最も憧れるステージで、どんな芝居をどんなセットで、どんな踊りや歌で、披露するんだろう。。。
と、いろんなイメージを膨らませながら、「メモリー」の歌を、カセットテープでかけながら一人で歌っていた。
大人になると、想像の夢の世界は、リアルになって、演技を間近で観れたり、最近では映画にもなって観ることもできた。
(途中で、やめたけど(^◇^;))
今、振り返ると、想像力って、無限なんだなって、ほんとに思う^ ^
ブロードウェイのことなんて、インターネットもなかったし、
実際イメージや、映画や、映画雑誌の記事からしか情報は得られてなかったし、何も知りやしなかったのに、
どんどん想像は膨らんで、
めくるめくネオン街の猫たちの「メモリー」が、
キャッツの猫の、孤高の世界を更に広げていた。
全くの想像だけど(^◇^;)
大人になって、いろんなものを観ても、
やっぱり、自分の中の、広いイメージの世界は色褪せることなくて、
でも、こうやって、人の心の中の湧き上がるイメージが、
表に現れて、
文字になり、
お話になり、
歌になり、
曲になり、
ステージができ、
キャストが揃い、
衣装やメイクの担当があらゆる準備と演出をし、
舞台を、照明を構え、
あんなユニークな「キャッツ」という、ミュージカルになった。。。
何もなかったところから、誰かの想像が湧き、
形になった後
ずっと楽しませてもらっている人間もここに居る
^ ^
100人居たら、100人とも、違う猫をイメージし、
違う色を想像し、
イメージを膨らませるんだろうな。。。
みんなの頭の中を見たことはないけど、
みんな一人一人が、いろんな自由な世界を想像していて違う世界が広がっているんだろうね。。。
素晴らしいよね。。。
みんなの中にある力。
想像できて、イメージできる。
それができたら、世の中には、少し時間を置いても必ず形になりはじめる。
そうなったら、一気に人が体と想像力を使って、形に仕上げていく。
人間ってすごいね。。。
みんなの中にある、
誰にも奪われることのない、想像する力。
そして、形にしていく行動の力。
すごいねえ^ ^
今日、楽しいめくるめく世界を想像するとしたら、どんな夢を形取ってみますか?
楽しいですね^ ^
いつもありがとうございます。
今日も、健やかな喜びの時間が沢山流れていますように。
戸張碧月
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