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「就活」も「婚活」も。人生のゴールじゃないから。

この前、ふと思い出したんです。就活をしていた20代前半で出会った、ある経営者さんが言っていたことば。「就活はゴールじゃない。」



この経営者さんは、

「就活は会社選びではなくて、生き方選びをしないと。親の期待に応えて大企業に入れば正解とか、そういうものではない。」



という考え方を持っていました。この考え方って、「婚活」においても、同じことが言えるな、と思いました。

してもしなくてもいいし、
カタチも沢山ある

どう生きたいか、があって、「就活」がある。

どう生きたいか、があって、「結婚」がある。

しても、しなくてもいい。



時期だって自由。

卒業後に就活せず、好きな事した後、その後仕事を見つけてもいい。

適齢期に婚活せず、好きな事した後、パートナーを見つけてもいい。



カタチだって色々ある。

新卒採用で「正社員」を目指さなくても、「フリーランス」という選択肢もあるし、「パート」「本業とパート複数の掛け持ち」といったカタチもある。

婚活で「(同棲する)結婚」を目指さなくても、「婚姻関係を結ばないパートナーを持つ」という選択肢もあるし、「週末婚」「別居婚」というカタチもある。



さらには仕事をしない「ニート」、パートナーシップを持たない「シングル」だってある。



こんなにもたくさん選択肢があるのにもかかわらず、なぜか、枠にハマろうハマろうと頑張っちゃうことないですか?

親の期待に応えるため、とか、なんとなく正解だからという理由で、大多数の人が選ぶ道を選択しようとしているなら、ちょっと立ち止まって、「自分はどうこれから生きたいの?」をぼんやりとでも知るのもいいのでは、と思います。

どう生きたいかがわかれば、
満足度の高い選択ができる

今度の年末は「ゆっくりしたい」と、どう過ごしたいかが明確であれば、たくさんの選択肢の中から主体的に行き先や過ごし方を選ぶことができます。

「ゆったりしたいから沖縄に行こう!そして、食べる、飲む、スパもすべて料金に入っているオールインクルーシブのホテルに泊まろう。そしたらホテルから一歩も出ずにゆっくり過ごせるから」と。

きっと、自分の希望通りの時間を過ごせるから、満足度も高いはず。

一方で、タイミングよく目の前に「沖縄旅行」のパンフレットがあったから、沖縄を行き先として選んだとします。それが、自分にぴったりと合っていたらいいのですが、こんなこともあるかもしれません。

1日目はすごく疲れていたから、ゆっくり過ごせて充実した。でも、もともと、なんにもないところで何もしないことは苦手だったんだ、と2日目に気づく。

「初売りに行って買い物たくさんしたかった・・・、東京で過ごせばよかったじゃん!あと数日ここで過ごすのは苦痛・・・」

もちろん、偶然で人生を選んでいくのも1つの方法ではあります。

でも、「こう生きたい」という人生のテーマがあって、たくさんの選択肢の中から仕事をするスタイルを選んだり、人生のパートナーを選ぶ方が、満足度の高い選択ができるんじゃないか、って思うのです。


どう生きたいかを知るには?

じゃあ、どうしたら理想の生き方を見つけられるの?というお話をしていきたいと思います。

私がおすすめの方法は、「こんな人素敵だな」「こんな生き方いいな」という人生の先輩を見つけること。そして、その人たちとの対話の中で自分のニーズを知っていくこと、です。

学生さんであれば、興味を持った方に直接連絡をとって、お話する機会をいただくこともいいと思います。

私も学生の時は、いろいろな方に会って、お話するする機会をいただきました。ブログなどで、この人ステキだな!ぜひお会いしたい!と心の底から思った時には、

「○○大学〇〇学部の学生です。こんなことを勉強していて、こんなことを思っています。あなたのブログを読んで、こういう想いに共感して、あなたのされているこの活動にすごく興味を持ったので、あなたのお話をぜひ伺いたいと思いました。お時間いただけますか?」

といった形でメッセージを送ると、高確率でお会いする機会をいただくことができました。ある社長さんには、お手紙を書いて会ってもらったこともあったな。。。

社会人の方はちょっと難しいかもしれませんが、それでも知りあいの方がいれば紹介してもらうとか、その方がもし何かしらのコミュニティを作っていれば、そこに参加してみるとか、そうやって、その方とお話する機会を作るということもできなくはありません。

ちなみに社会人の私は今でも、興味を持った方には、お話聞かせていただけませんか?と直接メッセージ送らせてもらうことはあります。相手も興味を持っていただけた時は、有料、もしくは無料で、直接お話させていただけることはあります。


本屋さんや図書館で、理想の生き方探し

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直接会うのはちょっとハードルが高いな、という方は多いと思います。そういう方におすすめなのは、本屋さんや図書館にいって、いろいろな本を手に取ってみる方法です。

ライフスタイル系の雑誌や本を読んでみて、自分より少し上の世代の人の生き方、生活スタイルのエッセイ、インタビューなどなど色々と読んでみるのです。そして、自分が「いいな」と思った人をノートに書き出してみる。そして、どうしていいと思ったのかを深堀してみる。

きっとそこから共通点を見つけてみることができると思います。少しずつ、自分がどう生きたいか、がぼんやりとでもみえてくるでしょう。

生き方を明確にしたら、
理想の仕事が見つかった

ちなみに私は、20代半ば、転職するタイミングで読んだ雑誌の中に日経womanがありました。とても印象的だったのが、共働きでバリバリ働くママの1日の紹介ページ。

私はこれを読んで、「いつか結婚したとき、子どもができたとき、こんなに時間に追われながら、仕事も家事も育児もできないし、したくない」と感じました。

その雑誌の記事の影響と、仕事をしていても旅を諦めたくない、という強い希望があったことで、「時間と場所に縛られない働き方をしたい」というニーズが明確になりました。

「こうしたい」が明確になってすぐに、ある社長さんから声をかけていただき、「場所と時間に縛られないスタイルで仕事ができる会社」に就職が決まりました。そして、コロナの前から、会社員をしながらワーケーションに年に3回ほど行くライフスタイルを叶えることができました。

自分の望むライフスタイルを叶えて楽しくしていたら、パートナーと出会える説にちょっと似ている体験かもしれません。本当に不思議なのですが、自分のしたい、が明確になるといろんなことが動くんです。自分の体験からも本当にそう思います。


ネットで検索するのも1つの手

近くに大きな本屋さんや図書館がない、という方は、ネット上で見つけるのもいいと思います。本の方が、具体的なキーワードがなくても、”なんとなく”手に取った本から色々と広げられるのでオススメではありますが、ネットでもたくさんの生き方のサンプルを見つけることができます。

キーワードは、自分よりちょっと上の年代を入れて、「40代 生き方 女性」とか、「フリーランス 20代 インタビュー」などなど。思いつくまま何でもいいと思います。

そこからどんどん自分が興味を持つ記事や本を読み込んでいき、ノートに書き出し共通点を見つけていきます。そこからきっと、自分がどう生きたいかがぼんやりと見えていくことでしょう。


こんなの無理でしょ?を
キーワードにしてもいいかも

私は来年夏に海外移住を考えているのですが、そのきっかけとなったのは、ネット上の検索。「正社員でリモートで仕事をしている海外移住をしている人」を見つけたから。

海外移住にはビザ問題がつきもので、私の選択肢にはもともとありませんでした。でも、もう婚活やーめた!となったタイミングで、「海外移住 正社員 リモート」というキーワードで検索したら、それを実現している人を見つけられたのです。

自分自身の勝手の思い込みで選択肢を狭めてしまうことは多々ありますので、こんなことしている人いなくない?というキーワードで探してみるのもいいかもしれません。

仕事選びもパートナー選びも、やはり、「自分はどうなりたい?」というものが明確であればあるほど、幸せな未来になっていくはず。

時間がある週末、よかったら時間をとってやってみてくださいね。

なにかのヒントになったら嬉しいです!


* May(コーチ・カウンセラーのたまご。) *
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普段はIT企業ではたらく35歳。2022年夏にヨーロッパへの移住を予定。
離婚を機に心理学・コーチングなどに興味を持つ。”枠にとらわれず、のびのびと生きる”を実現したい人のお手伝いをするのが目標。自己肯定感に関する数々の本の著者でもある根本裕幸カウンセラーに師事。

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