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ご自愛料理-長谷川あかりさんのレシピが与えてくれるもの-

自炊というセルフケア

「料理は嫌いではないのだが、すすんでやるかといえば決してそんなことはなく、どちらかといえばめんどくさいので可能であればどなたかお願いしたい、なんなら買って済ませられるものであればそっちの方が良い、でも食費が嵩むのは痛いので仕方なくパパッと作って食べてます、仕事が忙しいときはコンビニ食になりがちだけど」(長い)というのがこれまで私の料理に対するスタンスだった。

そんな私の最近の楽しみは料理家の長谷川あかりさんのレシピで自炊すること。週末ゆっくり作って食べるのがとても楽しい。


↑この春、沢山作った新タマネギのスープ。簡単なのに、とっても滋味深い。優しい味にかなり癒やされた。

長谷川さんの料理はtwitterで写真付で紹介されていて、工程も4つほど。とても簡単で気軽につくれるんだけど、毎回ばっちり美味しい。

時間と手間をかければ自炊でもある程度の美味しさの料理は作れることは知っている。だけど、それとトレードオフで疲れや手間や後片付けやら、コストがかかり、「たまには良いけど、日常的にこれは続けられない」というのが「お家でつくる美味しい料理」に対する本音だった。

長谷川さんのレシピの魅力は
・近所のスーパーで簡単に手に入る材料でつくれること、
・twitterだと4枚の写真で表現できるくらい肯定もシンプるなので、
「作ってみよう」という気楽さで取り組めること
・そしてできあがった料理を味わうときに、そこはかとない幸せ感と自己肯定がお腹から湧いてくる感覚があること。

「ああ、私は自分で美味しいを生み出す力があるのだ。私は私を幸せにする能力があるんだな」
という安心感と自己承認の気持ちが生まれるのだ。

お高いお洋服でも、ちょっと背伸びしたハイブランドのインテリアでも、
オーガニックコスメでもそれらは得られるのかもしれない。

ただ、今の私には自分で自分を癒やすことができるということを体感することが大事にようだ。「ただ自分のために美味しい料理を作って食べる」というこのシンプルな過程でこころとからだが喜んでいる。大きな刺激でないがゆえに、まるで温泉のように心身にあったかいものが湧いてくる感覚がある。


昨日作ったエビトマトクリームカレー。優しいスパイスが美味だった。
付け合わせのアボガドのヨーグルト和えも美味しかった!

自愛とは、セルフケアとは?

「自分を大切にすること、自分を愛すること」の重要性は最近色んなところで語られているが、なかなか最初はとっかかりが難しいと感じる人も多いのでは?と思う。

家庭や学校・会社では「まずは他人、自分の事は後回し」と言われ大きくなった人がこの国では多数派なのでは。

でも、他人や外側の世界ばかりに意識が向いていると、疲れやストレスがたまってしまい、人に優しくする余裕はなくなってしまう。
”自分を生きるので精一杯!!”
そんな時がかつての私にも有り、今も時々生じる。

もしそんな誰かがこれを読んでくれているのだとしたら、まず長谷川あかりさんのレシピで料理を作ってみるのから初めてはどお?と勝手におすすめしたい。もし良ければなのだが。

twitterでも、それから以下のウエブページでも簡単でやさしくて、とても美味しい料理を紹介してくれている。

”自分の美味しい!は自分で作れる”

そう思えることで私はちょっぴり幸せになれた。そのことで、確実に日常の幸福度が上がっている。


長谷川さん、いつも自愛と滋味に溢れるレシピをありがとうございます。今後の活動もとても楽しみにしています!

「美味しい、嬉しい、幸せ!」の輪がますます広がっていきますように。





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