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27.スーパー雨男の憂鬱
いやあ、毎日ジメジメしてますねえ。
泳いじゃいましょうか。なんて。
どうも。雨男です。
じつは私、スーパーがつくほどの雨男なんです。
天気の神様がいるなら、多分神様の野郎は私の事がキライなんだと思います。
先日のお話。大学がおわって帰る際、雨が一時的にやんでいました。
心の中で「よっしゃ!!」と小さくガッツポーズをしていたのもつかの間
私がキャンパスの正門から1歩足を踏み出した直後に土砂降り。
しかも雨が横殴りすぎて、傘をさしても膝から下がびちょびちょ。
ああ。
でもいいの。私には楽しみにしていた荷物が待っているから。
偏頭痛で頭は重いし、
湿気で髪がクルクルだし、
うっかり水たまりも踏んじゃったけど、
私には楽しみにしていた荷物があるんだぜ。
疲れてアパートに帰ってくると、お荷物様が玄関で鎮座して私のことを待っていた。(置き配)
信じられないくらいびしょびしょだった。
ダンボールが濡れすぎて、見たことないくらいの黒色をしていた。
3秒くらい立ち尽くしたあと
ふと駐輪場に目をやると、私の自転車だけ倒れていた。
神は死んだらしい。
なんなん。ほんと。
私が何をしたって言うのさ。
とりあえず汗でベタつく体を流す。
一息つき、小腹を満たそうとアボカドを半分に切ると、中身が真っ黒だった。
最悪だ。
私のいらだちの矛先は何処へ。
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