【経営者の久保淳一 #02】親に聞き返すときも、「ごめん」と「ありがとう」を伝える。
こんにちは。小野寺です。
このnoteは片耳が聞こえない15才、
中学三年生の君へ贈るメッセージです。
それでは、会社経営をされている
久保さんの続きをどうぞ!(前回はこちら)
■片耳難聴で人間関係に苦労はした?
――― 久保さんはどんな学生時代でしたか。
特に小・中の頃は悩んでいた時期ですね。
いじめや不登校も経験して、
自分自身ネガティブになって
すごく閉鎖的だったし、
中学校に入学する直前に
両親の離婚もあって、
感情のコントロールもできず
よく喧嘩もしていました。
――― つらい学生時代だったのですね。
とは言えつらいことばかりではなく、
親友もいましたし、恋愛もしてきました。
学生の皆さんにぜひ安心して欲しいのは、
恋愛に片耳難聴のハンデは関係ない!
ということです(笑)
月並みですが、やさしさとか
思いやりってちゃんと伝わるので、
そこを理解してくれる人と
普通にお付き合いはできます。
これは難聴者の長所だと思うんですけど、
人の心を深く読むクセがついてますよね。
言葉の裏に何があるかを知ろうとしたり、
人の変化に気がつける人が多いと思います。
内面や外見のちょっとした変化がわかると、
共感をしてあげられます。
だから恋愛において片耳難聴は
まったくハンデにならないから、
消極的になる必要はありません。
耳のことを免罪符にしないで、
自信を持って恋愛をして欲しいです。
■家族と良い関係でいるためにはどうしたらいい?
――― 片耳難聴について、家族の理解が得られなくて大変な学生がいたらなんと伝えますか。
これは私の個人的な意見ですけども、
家族が一番の理解者だと思っています。
私の場合は特に母親がすごく
気にかけてくれていて、
私も子ども心ながら心配をかけないよう
家では明るく振舞っていました。
難聴って本人しか大変さがわからないので、
親には時々「なにができないのか?」を
自分から伝えるようにすると良いです。
あと家族だと、恥ずかしさもあって
「ありがとう」とか「ごめん」って
言いにくいと思うんですけど、
たとえば聴き取れなくて
もう一回言って欲しいときは
「ごめん、もう一回言ってもらえる?」
「わかった、ありがとう」
と伝えるようにしていました。
親も人間ですから、イライラしてるときに
何回も言うのしんどいですよね。
そういうコミュニケーションができれば、
良い関係でいられると思います。
(続きは明日公開!お楽しみに!)
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