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【片耳難聴ブロガー なんち#01】難聴者だからこそ得られる武器がある。

こんにちは。小野寺です。

このnoteは片耳が聞こえない15才、
中学三年生の君へ贈るメッセージです。

今回は、片耳難聴ブロガー
なんちさんにお話を伺いました。

なんちさんは片耳が聞こえない当事者として
片耳難聴の情報を発信しています。

↓ブログ

↓YouTube


なんちさんは、片耳が聞こえない
多くの方から情報を得ている方なので、

このインタビューの中に
君に合ったアドバイスが
あるかも知れません。

それでは、なんちさんの
インタビューをどうぞ!

■どうして片耳難聴の発信をしているの?


――― なんちさんは中学生になってから片耳難聴になられたんですよね。


はい。小学生の頃からよく中耳炎に
かかっていたんですけど、

中学生になり真珠腫性中耳炎にかかって、
卒業の頃には片耳が高度難聴になりました。


――― どうして片耳難聴の情報を発信しはじめたのでしょうか。


2019年の2月にTwitterを始めたんですけど、
そこで片耳難聴の方だけでなく

手話講師の方や言語聴覚士の方と
たくさん繋がれたんですね。

そこで自分と同じように耳の病気で
悩んでいる方がすごく多いと知りました。

その後「きこいろ」さんのイベントに
参加して影響を受けたので、

自分にもなにか発信ができないか
と思ったのがきっかけです。

片耳難聴ってどういうことなのか
まだまだ世間に知られていないので、

自分自身のためにも、
同じ悩みを持つ方や
その周囲の健聴者の方のためにも、
情報発信を続けています。


――― 多くのコンテンツを発信してきましたが、ここまで続けて来られた原動力はなんですか。


一番は、いつも見てくださる方から

「考え方の参考にしてる」とか
「片耳難聴の捉え方が変わった」という
言葉をいただいて、

誰かの役に立っていると
実感できることだと思います。

Twitterで相談をいただくことが
よくあるんですけど、

すぐに解決はできないのですが
ちょっとでも心が軽くなる人がいるなら

この活動に意義を感じられるし
自分に誇りが持てるんです。

あとはやっぱり同じ境遇の
仲間ができることも励みになります。


■片耳が聞こえないからこそ身につくものって?


――― 片耳難聴ならではの強みはあると思いますか。


この間、WEB会議ができるZOOMで
「難聴者同士のおしゃべり会」
を開催したんですね。

何回かに分けて、計25人ぐらいと
お話ができたんです。

そこで強く感じたのが、みんな
難聴と共に生きてきた方々なので、

一生懸命になって話を聞こうとするから
聞く姿勢がすごく伝わってくるんです。

これは相手に良い印象を
与える強みになると思います。

ほかにも聞こえないからこそ
培われるものはあって、

話の展開や流れを読み解く推測力や、
表情やしぐさの観察力もそうですけど、

そういう難聴者だからこそ得られる
武器ってあるのかなと思います。


(続きは明日公開!お楽しみに!)


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