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外に出て、見て、体感して、共感して自分の世界を圧し拡げる!

こんにちは、RooKです。

発熱のご心配ありがとうございました。昨日、ストレッチをして自律神経を整えてからはやめに寝るという準備をし、体調万全で出かけてきました。

楽しみにしていた、和歌山県九度山町で開催されている【くどやま芸術祭】です!

町そのものが会場ということで、駅から12,000歩くらい歩きました。山に囲まれた空気とともに味わう鑑賞体験は、とても濃厚で、刺激的で、もうとにかく楽しくて、今ほんとは絵が描きたくてたまらないのですが・・・それより先に内側の衝動を吐き出しておかないとわたしは今夜眠れなくなるので、こうしてnoteを書いてます。

たぶん1回では今日の体験から得られたことを言葉にして伝えきれないので、3回くらいに分けて書きたいなぁと思ってます。

くどやま芸術祭では、プロのアーティストの方々が20名ほど参加されており(一般公募での参加も20名ほど)


個性あふれる変態たちが、磨きあげた技で、自分の性癖を渾身の想いをもって表現している。


というような、見どころあるイベントでした。

いや、ほんと、アートって自由なんだな、と体感しました。通常の美術館などの展示では感じることができない貴重な体験ができたのです。

ちょっと興奮しているため、表現が少し特殊ですが、「すごい」「すばらしい」「きれい」という言葉では表せないため、「個性」「変態」「性癖」という言葉を選びました。

今回は、通っている絵の教室の生徒さんたちと一緒に行動していたのですが、普段はみんな自分の課題を黙々とこなすため交流がなく・・・今日ご一緒したことで初めて会話する方がほとんどでした。

絵を習っている、という共通項があるため、みんなアートに興味があるという共通認識のうえでそれぞれがどの作品にどんな感情を抱いたかなどを話し合えたことがまた、貴重な体験となりました。

あなたはあの作品が刺さったんだ。あれは、やっぱり意味分からないよね? わたしはあれが、怖かったけれど、慣れたらむしろ不気味さが快感に変わっったかも・・・などなど。

作品によって、感じ方、とらえかた、解釈の仕方もさまざまで、それを聞くことができたのもとても楽しかったのです。


そう、楽しかった!

ああ、楽しかった・・・!


第一線のアーティストと話せるほど、アートの知識はないのですが、けれど少しアートの世界に足を踏み入れてる者として、だから語りたいという常日頃の欲求不満も爆発して、帰りの電車でも寝ることも惜しんでずっと語り合っていました。

めちゃくちゃ話したけれど、その方の名前を聞いてないのでまたお会いできるかは分かりませんが・・・(笑) お会いできる機会があれば、今度はお名前うかがっておこう。


今回は、くどやま芸術祭の監修を先生が行ったということで、先生のガイドつきで参加したのですが、基本的にみんな知り合いもいない中の参加だったため、鑑賞は自分のペースでじっくり。

休憩や、行きや帰りで一緒になったら語り合う。という距離感もよかったです。

わたしは、基本的に単独行動が好きなため、誰かのペースに合わせるというのが苦痛なので・・・ほどほどにマイペースを保ちつつ、けれど同じ体験を同じタイミングですることにより共感を持って語れる仲間もいる。というなんとも最高な時間をすごすことができたのがよかった。


芸術鑑賞でインプットして、その場で感じたことを新鮮なうちにアウトプットする。これが創作する身にとってどれほど素晴らしいことなのかは、言わずもがな。

とか言いつつ、めちゃくちゃ書いておいていまさら(笑)


興奮しすぎて芸術祭そのものについては、後で落ち着いてから紹介しようと思うのですが・・・絵という二次元の世界と向き合うからといって、インドアでいいということはない。

外に出て、体を動かして、五感をフルに使っての経験が作品づくりにとても大切であるということ。

今日は、ともかくそれを言いたかった。そして、忘れないようにと、こうして記録しています。

絵を制作するには、描写の技術よりも、見る力のほうがとても大切だと思っています。


世界がどう見えているか。

空気をどう感じたのか。

光を何色でとらえたか。

音をカタチにするなら?


そんな、全身で感じたことを紙の上にギュッと閉じ込めて描く。五感でとらえた情報というのはとてつもない情報量です。

その中でも何を残して、なにを排除して絵とするのか。

どこまで観察してどこに着目して、描くのか。


0から1を生み出すのですから、とてつもないエネルギーが必要となります。膨大なインプット量を自分の中に押し込めることで、自然と自分の内側の世界が圧し拡げられる。そんな気がします。

あえて、圧力かけて、拡大するという意味で、圧し、拡げる、と表現しています。


絵を描くから、絵の描き方の勉強だけするのではなく。体験もとても大切なのだと伝えたくて、ちょっと力みすぎました(笑)

絵を描くために本を読む。絵を描くために音楽を聴く。それもまた大事なことですよね。


ああ、もう、ほんと、興奮しすぎて一人で突っ走りすぎた感じがします(笑)

最後の最後に、今回のくどやま芸術祭で、たどり着いた景色を置いておきます。

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山の上にある、慈尊院のさらに上にある、紙遊苑の展示。(展示作品は右上で見きれてる絵ですが、この空気を味わってから観るものかと思いますのでここではこの写真のみ)

ここを吹き抜ける清涼な風が、新鮮な空気を心にまで運んでくれました。


やっと落ち着いたので、これから絵の制作にかかりたいと思います!

出かけること全部やめてこのイベントだけは絶対に、と参加してよかったです。ぜひとも、和歌山近郊にお住まいの方は出かけてみてください。

展示はすべて無料で観覧可能です。※真田ミュージアムだけ、入館料がかかります

イベント開催は、10月17日まで。



ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

また気が向いたらお越しください。

お待ちしてますね。

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