自分と未来を、変えること

久しぶりに文章を打ってみてはいるのだけど、キーボードを打っている間は無心になれて楽しいかもしれない。

自分なりに、これからの人生について考えてみた。
と、正確には、考えてみようとしたということかもしれない。

なかなかに先の未来を考えることを頭が拒否するんだよね。
それをしていると、段々と身体も具合悪くなってくるというか。

だから先のことを考えるのは今はやめにして、心身が喜びそうな自分にとってやりたいことからひとまず考えてみることにした。

そもそも何も考えないぐらいが今はちょうどいいのかもしれないが、とはいえ、ずーっとぼっーとしているのも、それはそれで何かしんどい。

身体がいうことを聞かない時はずっと横になっていたりするが、
少しでも動くなら何か楽しいことをして気を紛らわしたい。

と思って少しずつ活動を広げたりしているけど、なかなかそうしていると疲れてくるんだよね。。。

勝手に自分でやることを増やして、それをやらなければ前進していないような気がして勝手に凹んで気分が落ち込む、なんか今までもよく感じたことのあるサイクルである。

自分はありのままでいいやら、自分は自分のままでいいやらの言葉はたくさんあって、とても心地よくてありがたい言葉であるし、実際にその言葉に助けてもらったことは何度もある。

もちろんそうなのであるが、現状今の自分自身ではなかなか人生に行き詰まっているところが本音なのである。

現状を変えたいのであれば、何かしらを変える必要がある。
現状のままで、現状のありがたみをもろもろ感じとろうとはしていても、現状ではまた病気が悪化して動けなくなってしまう状態なのだ。

このままの状態が嫌なのであれば、現状を変えるしかない。
ただ、その変える対象は別に自分自身でなくていい。

よくある言葉で、他人を変えるのは難しいとあるが、
自分自身を変えるのも相当難しいことであると感じている。

人間、そう簡単に変わるものじゃない。
だからそういう意味では無理に自分を変えるでもなく、
自分は自分のままではいいと思う。

それでも現状をかえて、未来を変えたいのであれば、
何かしら変化を起こすっきゃない。
もちろん、自分が何もしなくても起こる変化もあるし、
変化を期待して自分が動いてもうまくいかないこともあるかもしれない。

とはいえ、そのような受動的で嘆きが多い生活を続けていくのではなく、
少しでも希望を持ちながら主体的に生きていきたいものである。

だから自分は、ひとまず身の回りの環境を“少しずつ”変えることにした。
自分自身を変えるというよりは、身の回りの物や生活環境、人間関係の距離感など、自分がどういう環境に身を置きたいかで“少しずつ”変化を加えていっている(“少しずつ”を強調しているのは、そうでないと疲れてしまったりしんどくなったりしてしまうから)。

具体的に言えば、着る服の話である。
服が大好きでたくさん持っているが、お気に入りの厳選されたアイテム達だけが揃っているワードローブにしたくて、少しずつ服を減らしていっている。

コレクションのような形で揃えてしまっていた服もあり、これらを厳選していくことで物が少なくなっていく。

物が少なくなってすっきりとしてくることで、煩雑としていたワードローブが整理されて気持ちがいいし、選ぶ際のストレスも軽減される。

収集癖や捨てられない症候群の自分自身を変えなければならないと言えばそうなるのかもしれないが、実際のところは変えたのは自分自身ではなく、ワードローブの整理という環境の方である。

最近、ほんとに少しずつ断捨離を進めているのだけど、めちゃくちゃ達成感とスッキリした気分が味わえる。
厳選されたアイテムが整理整頓されていて、それも余白のスペースがわりと確保されている状態になるので、その後の生活もとても心地よくなってきているんですよね。

これ、もともとは自分が整理整頓が嫌いではない、むしろ好きであるということを思い出してみてからやり始めたこと。

自分の内面を振り返りつつ、環境も少しずつ変えていってみる。
内省だけじゃなくて、変えられる何かを一歩ずつ試してみる。

それは遠い未来のためではなくて、今目の前にある生活を少しでも心地よくするための一歩だと思えば、なんだろう、なんかこう未来に向かってもがいているような虚しさが起こることは少ないように感じる。

願わくば、この身の回りの整理整頓をすることが、
自分の生き方をもスッキリとさせてくれることを少しだけ期待しながら、
これからもゆるりと断捨離していきたいな思います。

もちろん、心身に無理のないペースでね。