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ron_nakkan
2021年4月15日 11:07
瀬戸内に浮かぶレモン島にある「ライオンの家」そこで週に一度振る舞われる「おやつ」にはリクエストしたゲストの人生がある小川糸さんの優しい文体で紡がれる物語は、温かい涙をいっぱい流させてくれました。涙が乾いた後は程よい満腹感。死を扱う重いテーマのはずなのに不思議です…バッハの無伴奏チェロ組曲、大好きですホスピスで残りの日々を過ごすことを決めた女性の物語。
2020年9月26日 07:00
ホームスパン、糸紡ぎ、羊、インドネシアのタバコ、上野駅、ナルニア国物語…私の好きなものがたくさん出てきた。家族の再生物語。祖母と母、母と娘、親子関係の難しさも自分の人生と少しずつ重なるところがあって、この年になるとよく分かる。.紡ぎや織りの楽しさが溢れ、とても優しい空気感の本でした。.謝辞と参考文献に出てくる名前に知っているものが多くて、それがまた嬉しかったな