政治について語ることはタブーか

丸山です。
正直言って、政治思想を語ることは私自身怖いです。ですが、今回は政治思想について私が考えたことをノートにしたためます。

#検察庁法改正案に抗議します

このハッシュタグを見た方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

率直に申し上げますと、私自身は改正案に問題はないと考えています。司法は裁判所で検察庁は行政庁。そして行政のトップは内閣であるため、検察庁の人事権が内閣にあっても何ら問題ではないというのが私の考えです。

しかしながら、このハッシュタグをつけて芸能人の方がツイートしたところ、たくさんの批判を受け、ツイートを削除した方もいらっしゃいました。
これに関しては、異常だと思います。

人にはそれぞれの価値観があってどのような政党、イデオロギーを持っていてもいい、またその価値観を共有してもいいわけです。しかし、現在の日本の多くの人は自分自身の政治思想について話すことをためらっているのではないでしょうか。

なぜ、政治思想について話すことをためらうのか。これは、日本人の思想の根本に同調圧力のようなものがあるからだと考えます。

「もしかしたら相手の価値観と自分の価値観は対立するのかもしれない」

そうした考えが、気軽に政治の話をすることをためらわせるのです。その結果、同じ政治的イデオロギーを持った人としか話さなくなる。
そして、その偏った集団のイデオロギーはどんどん強くなり、俗に言う「ネトウヨ」や「パヨク」のような過激な思想に繋がっていきます。

それだけでなく、こうした人々は自分の思想とは異なる価値観の人々をSNSやマスコミなどのメディアを通じて攻撃し始める。

こうしたことから、政治思想を気軽に他者と共有できない時代が来てしまったのです。

よって今回私が皆さんに伝えたいことは、

今の時代、特にこのコロナ禍で必要なのは「様々な政治思想を認める」という寛容な心なのではないでしょうか

ということです。

私も正しいし、あなたも正しい。
そう考えられる人が増えれば、これからの時代について真正面から他者と話し合えるときが来るのではないかと私は思います。

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