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43歳お母ちゃんゼロからのフランス語|TVのローカルニュースがいい [2年半〜]

2017年の8月、40歳のお母ちゃんは、8歳、6歳、3歳の子供たちとヨーロッパのフランス語圏へ引っ越して参りました。それまでは、フランス語が必要になる日が来るとは想像もしておらず、知っている言葉は「ボンジュ〜ル」と「メルシ〜」くらい。

noteでは、お母ちゃんのフランス語の伸びない具合を時系列で書いていこうと思っていましたが、なんせ数分前に思いついたことも忘れてしまうありさまなので、今日からは思いついた時に、思いついた時のことを書き留めていこうと思います。

映像、音声、字幕(フランス語)、空気がセットで見れるテレビのニュースがいい

こちらに引っ越してから3年と3ヶ月。2020年2月からはヨーロッパ全体がコロナで大変な状況になり、日々刻々と変わるコロナ関連の情報、外出制限、学級閉鎖など、お母ちゃんがしっかりと把握しなければなりません。ちょうど今も第二波で再びロックダウンとなり、最新情報の把握がなお大事な時となりました。

フランス語で大事な情報をどう得るか。お母ちゃんには「映像」と「音声」と「字幕(フランス語の)」がセットで見れて、20-30分で主要な話題がまとめられている朝晩のテレビのニュース(一番ローカルなやつ)がいいようです。専門家や普通の人のインタビューも入っているテレビのニュースは、重要度や緊急度といった「空気」も感じ取れて、フランス語が下手な私にはネットのニュースサイトよりもわかりやすい。それにケーブルテレビのオンデマンド機能(無料)で、空いた時間にいつでも見ることができる。

とは言っても、半年前にニュースを見始めた時は、早すぎて聞き取れないし、理解できないニュースは面白くないのでサボったりと、情報収集に至らず、夜な夜なネットニュースを翻訳アプリで読解しながらな理解していく感じでした。

ただ不思議なことに、いくら渋々でも、半年もフランス語でコロナニュースを見ていると、その話題や用語に慣れ親しんできて、最近はコロナ関連情報はテレビのニュースでだいたいの要点が掴めるようになってきました。必要に駆られて見ていたけれど、確かに聞き取れるようになっている。語学は、学ぶだけではなく目的があるといい、とはこういうことか。習うより慣れろもその通り。

フランス語に限らず英語でも、語学には近道や特効薬などうまい話はなくて、積み重ね、目的、環境、慣れ、そういうことが力につながる。第二波のロックダウンでフランス語学校もオンライン授業に切り替わり、教室での授業に比べると吸収率がめっきり減るけれども、細々と続けまっす。昨日よりはほんの少し上達することを目指して。

フランス語の勉強よりも、三度の飯炊きの方がよっぽど時間がかかる私の現実。具はだいたい同じなので、3つの大鍋で、一気にミートソースと、カレーライスと、タイカレーをつくるズボラなわたくしですが、よろしくお願いいたします。

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