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ありがとう、、さよなら

先日、ずっと置いたままだったエレクトーンを手放しました。

出産を機に仕事を辞めてから弾く時間がなかなか取れず、子供たちもピアノを習っているので蓋を開ける事がなく何年も経っていました。

子供たちが成長するにつれ、子供部屋も用意しないといけないし、3LDKの間取りをどう使おうかずっと考えていました。その時にいつも

エレクトーンはどうしよう、、

と厄介なお荷物状態😓

今は全然弾かなくなってしまったけれど、子供の頃から夢中になって弾いてきて仕事にしていた身としては、アッサリ手放すことがどうしてもできず、ずーっと頭の中片隅に『どうしよう』がこびりついていました。

去年の春からピアノ講師として復職した時に、教材作成やイベントなんかでエレクトーンを使うかも知れない、と思いながら過ごす事一年半。一度も使いませんでした。
そして、娘が少し前から本格的に『自分の部屋が欲しい』と言い出したのもあり、これを機に手放すことにしました。

これまでは、エレクトーンを手放す=自分のそばに無い事で、今までの自分が歩んできた道というか、積み上げて来た物が無くなるような気がしていました。
でも、改めて振り返ってみると、エレクトーンを使わずとも今の教室運営は自分の思うように出来ていて、エレクトーンを弾くことで得た技術や感性は充分生かされている、、と実感することが出来、自分の中の変なこだわりがすーっと解けたような感覚になりました。

引き取り業者が来る日の朝、音が鳴るかチェックがてら1時間ほど弾きました。学生の時に弾いたオルガンジャス、ビッグバンドジャズ、ストリングスのバラード、、。どれもあまり指は動きませんでしたが、とても楽しかったです。
そして、やっぱり手放すのは正解だなと再確認しました。

楽器を手放した事をかつての同期に報告すると、

『おめでとう!』

と言ってもらえました😊

物に執着するのって、変化が怖かったり、過去に囚われてたりするのかな、、と上手く言葉に出来ないのですがそんな風に思ったりもします。

さて、エレクトーンを手放して出来た空間には娘のベッドが置かれる予定です。2人の子供たちにそれぞれ個室を作る事で姉弟喧嘩も少し減ったようです。

過去の自分に囚われず、これからも前を向いて進んでいきたいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました✨

ろみりぃでした🥰

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