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Saoriちゃんのバースデー

 今日はセカオワのピアノ担当、Saoriちゃんのバースデーである。おめでとうございます。ところで、にわかセカオワファンの私は、最近メンバーのインスタをフォローした。SNSにはTwitter以外関心がないのだが、あんまんまんのインスタをフォローするためにアカウントを作っておいたのである。我ながらファインプレイと言えよう。と言いつつ、スマホにインストールしたものの、画面が小さくて見づらいので、パソコンから見ようと思ったら、久しくログインしていないためにパスワードを忘れており、再発行→スマホでインストールしたためスマホにURLが来る→それをいちいちパソコンで打って手続きをすませる→再設定→やっとログインできる→忘れないうちにIDとパスワードをノートにメモ、という手間がかかってしまったが、まあそれはよい。早速メンバーのインスタをのぞいてみたが、一番関心のあるのはSaoriちゃんなので、特に重点的に見た。すると、「7歳」、「9歳」、「15歳」として、それぞれピアノの発表会の動画がUPされていたのである。早速聴いてみた。

 凄かった。テンポの早い曲を、10本しか指がないとは思えないような手さばきで力強く弾いていくのだ(しかも7歳、9歳、15歳で)。そもそも、なぜ私がセカオワの中でもSaoriちゃんのファンになったかというと、曲の中でピアノの音がくっきり際立っていたからで、もちろんNakajinのギターも正確無比で素晴らしいし、『ムーンライトステーション』の三味線の音もとてもいいのだが、ああいうバンドでピアノ、というのが珍しいからか、とにかく聴いているうちに私は歌の後ろに流れるピアノの音に耳を凝らすようになっていった。そして、この人のピアノ、本物だ、と思った。経歴を調べたらピアノ科卒、ということで深く納得した。だからコンサートのDVDでも、ピアノソロの部分でSaoriちゃんがピアノを弾く指を映してもらえると非常に満足である(早くて的確で迷いがない)。CDを聴いていてもピアノソロがあるとじっくり味わってしまう。コンサートには「スーパーさおりタイム」というのがあるらしく、これはいつか是非ライブで見てみたいものだ。

 4月からのテレワークで、いつもに増してパソコンの前にいることが多くなり、キーボードを打つ量も倍以上になった。時々パタパタと打ちながら「ピアノ弾いてるみたーい」と自己満足に浸っていたのだが、それも一区切りつき、折角なのでセカオワの楽譜を買ってきて弾いてみようと思い立った(といっても私の場合はエレクトーンである)。楽譜を見たところ、それほど難しそうではない(転調されているのでへ長調だし)。これなら行けるかも、と音のデータも買って、合わせて弾いてみたら、思っていたよりもずっと難しい。これは仕上がるまで夏中遊べそうだ。というわけで、こういう曲をシャープやフラットが3つも4つもついたキーで、楽譜も見ずにさらさらさらっと弾けるSaoriちゃんとNakajinには改めて尊敬の念を抱く次第である。


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