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早朝ストリートスナップへ

先日、とある望遠レンズを入手しました。

今回購入した「Canon 35-80mm F4-5.8 ズームレンズ」

実は、自分の持っているレンズで普段使いしやすい望遠レンズを、今まで持っていませんでした。というか、ほぼポートレートもストリートスナップも単焦点レンズでなんとなーく利用でき、必要性をあまり感じなかったので、持っていなかったのです。ただ、風景撮影用の望遠レンズに関しては色々と所持はしていました。ですが、今回のように広角の画角やアップ気味の画角のどちらにも対応した望遠レンズというのは、一つも持っていませんでした。

今回のレンズを入手してから、先週末と先々週末の2回に分けて、ストリートスナップをしてきました。
どちらの日も天候に恵まれ、撮影日和でした。ですが、早朝に行ったという事もあり、朝はやはりまだ外気温はマイナスで寒かったです…。

今まで自分がストリートスナップへ行く際、使用していたレンズは50mm F1.8の単焦点レンズか、24mm F2.4の広角レンズのどちらかを使用していました。それまでは、正直なところ、自分が目に出来る範囲でしか写真の構図を考えながら撮影をしてこなかった故、先に挙げた2種類のレンズで事が足りていたのかと思います。

では、なぜ急に今回の望遠レンズを購入したかといいますと、1月に参加した囲み撮影会で思った事がありました。

初めて、囲み撮影会に参加してきました|今旦那 (note.com)

囲み撮影会に参加した時のnoteです

上記のnoteに掲載している写真で使用したレンズは、55-200mmの広範囲の望遠レンズを使用して撮影しました。
その囲み撮影会に思ったんです。
「こんな広範囲の望遠レンズだけでなく、もっとコンパクトな範囲のみに限定した望遠レンズが欲しい」と。

普段、ポートレートの撮影時には、ほぼ50mmの単焦点レンズで事が足りてしまっています。ですが、先日参加した囲み撮影会では、必要以上に大きい望遠レンズではレンズの重さもあり、動きづらいし撮影も大変…。
そう感じずにはいられませんでした。

じゃあ、実際のところ、普段使い用に適したレンズって何が良いのかな?と思い、カメラマンさんのYouTube動画を見漁ったり、ネットでレンズに関する資料を読んでみたり、色々と思いつく限りで調べてみました。
それで、カメラマンさんによってみんなそれぞれ意見が様々で、結局のところどれが良いのかという正解は出てきませんでした。
あと、最初に思い描いていたのは、開放値が小さい値で設定出来て、且つ望遠もあるレンズが良い!という理想は思い描いていました。で、調べたら売っていたんですよ。自分が求めるスペックのレンズ。
ですが、お値段見てびっくり! 15万円ぐらいするのです…。
よし、買いましょう!と思ってすぐに手が出る値段ではなかったので、さすがに購入を保留にしました。
じゃあ、次に開放値はそんなに小さい値で設定出来なくても良いから、広角の画角とちょっとしたアップの画角を撮る事がレンズはないかと、探していたんです。
そしたら、たまたまネットで出店していたカメラショップに、今回のレンズを見つけた次第です。
お値段もそんなに高くなかったので、即購入しました。

購入後、まず自宅の部屋にて色々と撮影テストをしてみました。
「おーーーー」「なるほどーーーー」などと、一人で意味不明な独り言を言いながら弄ってみたものの、実際に外の建物内とか街並みを撮影してみてテストしたいと思い、2週に分けてストリートスナップへ行ったのです。

下に、数枚だけ実際に撮影して現像を終えた写真を載せておきます

路地裏で見つけた野良猫達です 近づいても、臆する事なく留まっていたのでパシャリ
上の写真の猫達のそばに居た猫なのですが、一匹だけ動じる様子なく固まってました。
飲み屋街 すすきのの店舗の様子をパシャリ
早朝で天気は良かったものの、ビルからの隙間風が寒く、一時的にビル内に入った際、試し撮り。

今回、4枚のみ写真を掲載してみましたが、広角の最大値の35mmで撮影した写真や、アップの80mmで撮影した写真と様々な画角で試してみました。
感想としては、ファインダーから覗き込んだ際、「ズームで焦点距離を変えれる事で、単焦点レンズでは味わえない画角を捉える事が出来て楽しい!」というのを、強く感じました。
あと、自分は単焦点レンズで開放値を可能な限り上げて、被写体と背景のボケ感を楽しむのが凄く好きなんですが、今回購入したレンズでは、そういうボケ感こそ味わえないものの、撮影する際、手前に何かボケる物を画面に持ってきて、その向こうに見える映したい被写体物にピントを合わせて撮影をする、という工程が物凄く楽しかったです。

今後、今回購入したレンズで、このレンズでしか表現出来ない作品を作るのが目標です。




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