銀太

おおよそ普通の社会人。文章を読むのも書くのもへたくそなのをなんとかしたい。

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最近の記事

2週間に一度の図書館で偶然出会った美しい本

借りる量と読むペースを掴めてきた今日この頃。 たまにはデザイン目線で美しい本を探してみるか、とキョロキョロしたとき目に入ったのがこれでした。 2.5cmの厚い背に、整然と配置された文字に引き寄せられました。 棚から引き出してカバーをうっとりと眺める。 長時間見ていてもイヤな感じがしない。バランスが心地良い。 ページをぱらぱらめくる美しい縦組。 見出しやコラムのデザインもスタイリッシュ。 ちょっとこれは…すごいな…!と奥付けを見たら寄藤文平さんのデザインでした。 自分、見る

    • 素人の入院

      ことの始まり頭痛だ肩凝りだ筋腫だと、やんわりと不調と付き合っているものの大きなイベントはなく生きてきました。 小さい頃どんぐり拾ったり動物の毛を吸ったりしてたお陰か、ベースは丈夫。 そんなわたしが初めて入院することになりました。 理由は大袈裟なものではなく、大腸ポリープの切除。 検査ついでに切れるサイズじゃなかったから大きい病院行ってね、という流れでした。 きっかけは健診です。健診だいじ。 平日を確保せよ街のクリニックは土日診療しているところが多いので、そのつもりで予約しよ

      • 東京の電車混みすぎぃ

        まるで新社会人の叫びのようだが、そうではない。 年に数回しか朝の電車に乗らなくなった私が、改めて実感したはなし。 たまに通勤ラッシュに揉まれると、あまりの人の多さに「東京の朝はどうかしているぜ…」と冷静に思う。 通勤通学で毎日乗っていた頃は、最初こそ辛くてもいつの間にか慣れたもの。 同じ時間、同じ車両、同じ場所を確保してルーティーン化すると不思議と何も感じなくなる。 「慣れる」という現象は、生きていくために備わった脳の適応なんだなと感じる。 冷静に観察している自分以外は、こ

        • 文章を書くためのお作法があるらしい

          作文を避けてきた人生植え付けられた苦手意識 子供の頃から文章を読む、書くが苦手でした。作文課題は平気で忘れたりそれっぽいものを写したり、適当にやり過ごしてきました。 読書感想文の存在が作文嫌いを加速させたと思っています。とにかく人から読むことを強要されている、書かされている感覚が強かったのです。 大人になると日記を書いたり作品の感想を残したり、SNS投稿も人並みに楽しくするようになりました。自発的に取り組むようになると、意外と文章が嫌いではないし、上手にできるようになりたい

        2週間に一度の図書館で偶然出会った美しい本

          大人になってから行く図書館

          普段、図書館を利用する人はどのくらいいるでしょうか。子供のころは課題図書を探したり、夏なら涼みに行ったりする身近な場所だったと思います。 私は去年末くらいから地元の図書館に行くようになりました。貸し出し期間の2週間ごとに2〜3冊借りるサイクルが定着してきたところです。今は電子タグがついていて、ユニクロのセルフレジのように置くだけで登録ができるようになってとても楽。数は多くないものの電子書籍があるのも嬉しい。 読みたい本が見つからなくても、区内の他の館から取り寄せができるので

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          生成AIと友達になる未来

          時間の経過でAIに対する自分の考え方が変わるかを観察したいと思ったので、現時点での所感をメモしてみることにしました。 デザイン系の学校を出ており現在は書籍制作の仕事。文章へたくそで絵はそこそこ、人の絵を見たり芸術鑑賞は好きな方。全体的にクリエイティブに振ってるかなぁという趣向です。 生成AIに対しては超ポジティブに受け止めているどころか早く人間の代わりに仕事してくれと願ってる日々です。AI絵師の振る舞いに揉めているようですが、あまり野次馬根性も湧かず間接的に気配を感じる程度の

          生成AIと友達になる未来

          校正記号を読みたい

          書籍のDTPをしている中で、あとちょっとどうにかならんか…と思うことがあります。メリットと引き換えなので仕方ないのかもしれない。でもせっかく便利な道具があるのにもったいない。 紙面の校正は100% PDFで行なっています。InDesignから書き出したPDFを編集に送り、修正があればコメント機能で赤入れして戻してもらう。文章中の文字修正などは「打ち消し線」した上で差し替えテキストを入れてもらえるのでとてもラク。 ほとんどの場合は問題なく進むのですが、時に大移動を伴う厄介な修

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          現場で起こるフォントのグレーな話

          オープンな場でこのような話題を取り上げるのは大変気が引けますが、印刷物制作に関わる全ての人が意識が高いわけではありません。現場でのフォントの扱われ方についての体験と対策のお話です。 書籍制作会社でDTPをしています。表紙、本文ともにさまざまな種類の書体を使います。社内のルールとしては、Morisawa FontsとMac標準フォント、入手先がわかればフリーフォントも可という感じです。しかしなぜかそれ以外のフォントファイルがMacの中に蓄積されているのです。 謎フォントはど

          現場で起こるフォントのグレーな話

          気遣いってなんだ

          「想像力が足りなかった。この歳で恥ずかしい、反省している」 このような発言が推しの口から出ました。 詳しく聞くと確かに良くなかったものの、知らないなら仕方ないと思える内容で。 悪気なく相手を傷つけてしまった経験は誰でもあると思います。そんなときに使う「想像力が足りなかった」という言葉にうっすらと違和感を抱くのです。本当に想像力があれば回避できたのか。 揚げ足をとるようですが、自分の中にないものはいくら頑張っても思い付きません。変に想像して余計なお世話になっても迷惑だし、それ

          気遣いってなんだ

          1本目の記事です

          ふんわりと言語化したいテーマは浮かんでいるものの、登校初日のようにスタンスが決まらないのでとりあえずnoteをはじめたきっかけでも書こうと思います。 もともとは読む用に登録しただけでした。 利用している人の様子をみるとなんか快適そう。白くておしゃれだし。 従来のように恥ずかしいブログタイトルをつけなくてもいいのも良き。 あるときYoutubeでnoteのCMを見ました。AIを使ってすいすい記事を作っているのが未来的すぎてぐっときて、これやりたい!と思ったのが大きいかも。

          1本目の記事です